





26セルテートHDとは?【2026年モデルの位置づけ】

もともと軽さと強度のバランスに優れた、ザイオン推しのダイワさん。
ローターをぐるぐる回転させて糸を巻き取るスピニングリールにおいて、ローターの重さは巻きの重さに直結します(ローター慣性が低いほど巻きは軽くなる)。
しかしローターの剛性を落としすぎると、巻き上げ力に影響し(ぐにゃぐにゃ力が逃げるイメージ)、ドラグ性能もバラツキ(ローターがたわんでから力が抜ける…それを繰り返す事によりドラグ音が一定しない)が出るようになります。
そのバランスを考慮して、22ステラはコストの高いマグネシウムを採用しています。
対してダイワは、強度だけではマグネシウムと同程度とうたうザイオン(高密度カーボン樹脂素材)を採用。
このように各社、
…を意識してリールの味付けを決定する、重要なパーツがローター素材になります。
26セルテートHDでは、従来のダイワローター思想(剛性と耐久性・軽さと低慣性の両立)を、軽量・高強度のエアドライブ設計に高強度のアルミ合金をのせる事によりブラッシュアップに成功!
約13年振りにセルテートにアルミローターが帰ってきました。
さらに、当時はまだなかったアルミ削り出しのモノコックボディとの融合により、事実上最強のスピニングリール26セルテートHDが爆誕したと言っても過言ではありません!
| 項目 | 26セルテートHD | 22ステラ | 24ツインパワー |
|---|---|---|---|
| ボディ素材 | アルミニウム (モノコック) | マグネシウム合金 | CI4+ + アルミ |
| ローター素材 | アルミニウム (エアドライブ設計) | アルミニウム | アルミニウム |
| 剛性の傾向 | 最高(剛性重視) | 高(バランス重視) | 中(半プラ問題) |
| ローター慣性 | 高 | 中 | 中 |
| ギア剛性・耐久性 | 高 | 最強 | 高 |
| 巻き安定性(負荷耐性) | 最強 | 強 | 中 |
セルテートHDが追加された理由
まぁ、本当の理由なんて一般人には分かりませんが…。
あくまで個人の推測では、ライバルの24ツインパワーが半プラ問題(剛性弱体化)で失速している今、なんなら最強の剛性を武器に、ステラの市場を奪う気で勝負に出たのではないでしょうか?
価格では、22ステラ(9万円台)>26セルテートHD(8万円台)>24セルテート(5~6万円≧24ツインパワー(5万円台)
…と、ステラとセルテートHDはわずか1万円の差に!
剛性だけで比較すれば、26セルテートHD≫22ステラ≫24ツインパワー≧24セルテートとなり、使い方次第ではコスパに優れた位置づけと言えます。
24セルテートと24ツインパワーの剛性比較
余談ですが、ザイオンローターの24セルテートと、アルミローターの24ツインパワー。
本来ならツインパーの方が強くなりますが、条件によってはセルテートの方が強くなるデータもあるそうです。
その原因は、ラインローラー部の樹脂パーツの強度に起因するとの事。
ローター自体はアルミの方が強いのですが、ある一定以上の負荷をかけるとラインローラー部に使われている樹脂パーツの差(シマノよりダイワの方が強いらしい)によりセルテートが耐えるそう。
まぁこの話自体、馴染みの釣具店 店長さんが某社の新製品説明会で聞いてきた話だそうなので公表出来るエビデンスはありません。
噂話程度にご参考下さい。
通常セルテートとの関係性
24セルテートと26セルテートHDの比較は、主にローター素材の違い。
24セルテートはザイオン(高密度カーボン樹脂素材)採用なので、ローター慣性を低く抑える事ができ、従来のダイワコンセプト通りの剛性と巻き軽さのバランスに優れた特徴を持ちます。
対して26セルテートHDは、ローター慣性を犠牲にしてでもアルミ合金を採用し、高負荷時でも負けない剛性・パワーを重視しています。
2500番以下のライトな釣りなら24セルテート、3000番以上のパワーゲームなら2万円高くても26セルテートHDから選んだほうが長い目で見たらお得だと思います。
26セルテートSWとの比較
26セルテートSWと26セルテートHDの比較は、使用目的がまったく異なるので難しいと思います。
素材剛性だけで見れば、26セルテートSWはザイオンなので26セルテートHDのアルミの方が優れていますが、素材の厚さを考慮すると当然26セルテートSWの圧勝です。
どんなに剛性の高いアルミでも、薄くペラペラにすれば…ぐにゃぐにゃ曲がりますよね。
26セルテートSWと比較するなら、25ツインパワーSWや25ステラSWとなる為、ここでは割愛させて頂きます(←なら書くなw)。
26セルテートHDのスペックと特徴

一番の目玉はやはり、
| モデル | 自重(g) | ギア比 | 巻取長(cm/1回転) | PE糸巻量(号-m) | 最大ドラグ(kg) | ベアリング(BB/ローラー) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| LT3000-CH | 225 | 5.7 | 85 | 1-200 | 10 | 12/1 |
| LT3000 | 245 | 5.2 | 77 | 1-200 | 10 | 12/1 |
| LT3000-XH | 245 | 6.2 | 93 | 1-200 | 10 | 12/1 |
| LT4000-C | 255 | 5.2 | 82 | 1.5-200 | 12 | 12/1 |
| LT4000-CXH | 255 | 6.2 | 99 | 1.5-200 | 12 | 12/1 |
| LT5000D-CXH | 260 | 6.2 | 105 | 2.5-300 | 12 | 12/1 |
| LT5000D | 305 | 5.2 | 87 | 2.5-300 | 12 | 12/1 |
| LT5000D-XH | 305 | 6.2 | 105 | 2.5-300 | 12 |
12/1 |
剛性を重視した設計ポイント
一応それなりの事をのたまうと…
ただ剛性の高いアルミ合金をローターに採用すると、ローターが重くなりローター慣性が高く巻きが重くなってしまう。
そこで、登場するのがダイワ独自のエアドライブローターの設計思想。
球体からそのまま切り出したかのような新形状は、不要な肉を徹底的に落としても剛性を維持したまま軽量化が可能。
エアドライブローターによりアルミ合金で軽さと剛性のバランスを維持しつつ、アルミモノコックボディにより組み込み精度を無視した最強のボディ剛性を併せ持った夢のフルメタルがセルテートHDです!
重量は本当に重いのか?
もちろん、マグネシウムやザイオンに比べれば自重は重くなります。
しかし、ライトゲーム専用の軽量スピニングリール(26ヴァンキッシュCEや24エアリティST SF)のようなコンセプト(竿を含めた総重量が軽ければ軽いほど高感度を得られる)ではありません。
パワーゲームを重視する26セルテートHDに合わせるロッドもそれなりの肉厚パワー設計になり、重量バランス的に+20gの差(LT4000比較)は誤差のうち。
キャストするルアーウェイトも当然重くなるので、リール本体の重さは、
…と感じるほどの差はありません(26セルテートHD LT4000-CXHで255g、24セルテートLT4000-CXHが235g)
まぁ、このあたりの感じ方には個人差があると思いますが、重さは剛性に直結するのは事実です。
重くない…と言えば嘘になりますが、オニブなみらどりは体感できる程の差はないと感じています。
ちなみに普段22ステラ4000MHG(260g)でシーバス釣ってますが、C3000(210g)はAR-C906MH(315g)とのバランスが悪く即売りました。
竿が最新の軽量モデルなら違う感想が得られたかもしれませんが、一度セットするロッド自重を確認してみても良いかも知れませんね。
釣りはリール・ロッド・ラインの総合的なバランスが大事!
番手ラインナップの考え方
剛性重視の26セルテートHDの人気番手はズバリ
次いで、26セルテートHD LT5000-CXH(260g)と言ったところでしょうか?
まぁ、明確なエビデンスがあるわけではないんですケド、使用用途が一番幅広くて自重も控えめなこの2機種がど真ん中だと思います。
26セルテートHD LT5000D以上になると自重が300g超えてくるので、オフショアの使用が前提になるように感じます。
逆に、26セルテートHD LT3000-CH(225g)クラスになると、剛性より操作性を優先した24セルテートでも十分な気がしないでもありません。
26セルテートHDの評価【実釣なしの結論】

正直発売前の現段階ではインプレッション記事は書けません💦。
でもみらどり待望のモノコックボディでアルミローター、22ステラをも凌駕する最強のスピニングリール。
スピニングに軽さや操作性などを求めず、とにかく強くて高耐久リールが欲しいという方ならどハマリするのが26セルテートHDだと思います。
今メインで使っているのが22ステラ4000MHG(260g)なので、今後26セルテートHD LT5000-CXH(260g)を手に入れて、比較記事を書きたいと思っておりますので、
スペックから見たメリット
繰り返しになりますが、最大のメリットはリールの剛性です。
特に高負荷時の巻き上げ力や耐久性は、マグネシウムやザイオン・Ci4の比ではありません!
海水の大物を狙うパワーゲームに使うなら、メーカー問わずSWモデルを除いた中級クラスリールで最高峰と言えるでしょう。
またリールの剛性が高いという事は、それだけギアの摩耗を抑えられるので結果的に永く愛用できる事に繋がります。
もちろん、定期的にオーバーホールに出せばどんなリールでも長く使い続けられますが、修理代が高額になりやすいメイン・マスターギアの交換頻度が下がればその分コスパに優れていると言えるでしょう。
考えられるデメリット
デメリットは重さを上げる人もいると思いますが、ネックとなるのは価格設定ではないでしょうか?
ギア剛性はシマノに劣る
どんな釣りに向いていそうか
ドラグ強めで、とにかくゴリ巻きのパワーゲームを好む方は26セルテートHD一択です!
スピニングリールが一番苦手とするのは、高負荷時に本体がゆがむほどキツくドラグを締めて無理やりゴリゴリ巻く行為。
安価なリールと高価なリールの差はそこにあります。
とある耐久実験では、ビルの高層階からドラグフルロックで高負荷でゴリ巻きするというものがあり、弱いリールは一発でギアがゴロツクようになる…と聞いた事があります。
そこまで強烈に負荷を掛けることは無いと思いますが、パワーゲームが好きな方には
26セルテートHD vs 22ステラ vs 24ツインパワー 比較
| 項目 | 26セルテートHD | 22ステラ | 24ツインパワー |
|---|---|---|---|
| ボディ素材 | アルミニウム (モノコック) | マグネシウム合金 | CI4+ + アルミ |
| ローター素材 | アルミニウム (エアドライブ設計) | アルミニウム | アルミニウム |
| 剛性の傾向 | 最高(剛性重視) | 高(バランス重視) | 中(半プラ問題) |
| ローター慣性 | 高 | 中 | 中 |
| ギア剛性・耐久性 | 高 | 最強 | 高 |
| 巻き安定性(負荷耐性) | 最強 | 強 | 中 |
| 価格 | 8万円台 | 9万円台 | 5万円台 |
ここまでくるとなんとかくお分かりだと思いますが、24セルテートをヘビーデューティー(Heavy Duty)モデルにしたのが26セルテートHD。
価格もさることながら、22ステラをも上回る剛性があると想像出来ます。
リールの性能は剛性だけでは測れませんが、一つの目安として比較するならこうなるのではないでしょうか?
※表のキャプチャーにもありますが、あくまでシマノ・ダイワ公式の数値はありませんのでみらどりの推測となります。
思想の違い(ダイワ vs シマノ)
釣りフェス2026でも直接シマノスタッフさんに聞きましたが、明確な回答は得られませんでした。
どちらが強いか…は分かりませんが、
- シマノは軽量特化の限定モデル、26ヴァンキッシュCE
- ダイワは剛性特化の革新的モデル、26セルテートHD
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【まとめ】26セルテートHDは「買い」か?






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