緑のカーテンと言えばゴーヤーですが…
緑のカーテンと言ったら「ゴーヤー」が大定番…。
独特の臭いと苦味のある実は、葉や茎も同様で病害虫にヤラレ難く、
…さえ切らさなければ、シーズン中は旺盛に育ってくれます。
しかし採れすぎるゴーヤーの処理が追いつかず、真っ黄色に熟して空中で爆発(ぐちゅぐちゅの真っ赤な種を落とす)する事も…💦。
ゴーヤー好き家族なら問題はありませんが、我が家では「みらどり」しか食べないので、
…が勃発!。
家族会議(多数決)で、
…が発令されました笑!
電気代節約で鈴なりミニトマト付き
そこで今年はゴーヤーで使用していた緑のカーテン用の立てかけネット支柱を利用し、ミニトマトを栽培してみました♪
水分を含んだ植物の葉っぱが作る日陰は、ただの日除けシートと比べ格段に窓際の温度を上げない省エネ効果があります。
さらに、窓を開けたらすぐに完熟ミニトマトが収穫出来るトマトのグリーンカーテンなら誰も文句は言わないハズ!
一般に流通しているミニトマト(収量UPと、傷まないよう早採りしている)と違って、樹上で完熟させる事の出来る家庭菜園のミニトマト🍅。
食べた事のない人にあげると、ものすごく感動してくれるので生産者(自称)としてはとても嬉しくなります!
…が食べられるので、まさに一石二鳥♫
野菜を育てる事を趣味として楽しいんでいる方なら、それほど難しくはありませんのぜひ一度やってみてはいかがでしょうか?
グリーンカーテンおすすめアイテム
プランターを使用したミニトマトの育て方は別記事をご参照頂くとして、ミニトマトでグリーンカーテンを行う際にあると便利なアイテムのご紹介です。
ゆーいんキャッチや、グリーンカーテン用ネット支柱などはなにを使ってもOKですが、シェード取り付け用フックはみらどりイチオシアイテムです!
ミニトマトに限らず、ゴーヤーでも朝顔でも…立て掛けタイプのネット支柱を使用した場合、風が強い日にはガタガタと室内まで響き渡る騒音を奏でます💦。
このアイテムを使用してからすでに3年以上経ちますが、未だ現役で台風の日でも無音でネット支柱をぶら下げてくれています♪
台風がきても大丈夫!立て掛けネット支柱の固定方法
一般的な立て掛けネット支柱は、文字通り家の外壁に立て掛けるだけの簡易タイプ。
下をしっかりと固定しておけば、強風でも倒れる事はまずありません。
しかし、風が強いと立て掛けた支柱の先端が家の外壁を何度も叩き(振動)、周囲にかなりの騒音を引き起こしてしまいます。
当然、家の中でもゴツゴツと不快な振動音が聞こえるほど煩い事も…💦。
シェード取り付け用フックで騒音解消♪
そこでなにか良い方法はないかとホームセンターをうろついていると、家庭菜園コーナーではなく家の軒下用シェードを展示してある場所で良いものを発見!
用途は異なりますが、立て掛け支柱を浮かせれば音は消えると予測…。
両面テープ取り付けだったので、耐久性に疑問は残りましたが万が一外れても下を固定しておけば家の外壁に倒れるだけです。
試しに取り付けてからすでに3年は経過していますが、今のところ壊れたり外れる気配はありません。
軒下に貼るので雨や太陽光にあたらないので、加水分解や紫外線劣化も避けられるのが3年も剥がれない理由だと考えます。
グリーンカーテン用の立て掛け支柱の騒音に悩ませれている方がいらっしゃいましたら、ぜひ一度コチラをお試し下さい!
難点は、3m以上ある軒下に両面テープでフックを固定するためには、それなりの脚立が必要だという事くらいですね💦。
グリーンカーテン用伸縮式ネット支柱
ネット支柱の強度を上げるために、通常の1本支柱をプランターにさして上部で固定。これにより、生育初期に成長点をニットに誘導する事も可能になります。
これはどんなモノでも構いませんが、グリーンカーテンを立てたい窓の高さと幅さえあっていればOKです。
幅1.8m、高さ1.6〜3.0のコチラのネット支柱なら、みらどり家のような狭小住宅には1つあれば十分。
このサイズのネット支柱なら、プランター3つ・ミニトマト3株(2本仕立て)でしっかり日陰を作る事が可能です。
結果的に3mの最上段までミニトマトは育ちませんでしたが、窓ガラスを覆うくらいには茂らせる事が出来ました♪
繰り返し使えるゆーいんキャッチ
ミニトマトをネットに誘引するには、麻紐やテープが一般的です。
しかし、本職の農家さんは繰り返し使える誘引資材を使って楽してコストを削減しています。
プラスチック製品なので、長年使用すれば紫外線劣化で脆くなると予想出来ますが、とりあえずこのアイテムも3年は繰り返し使えています。
成長に応じて、好きな箇所にワンタッチで付け替える事が出来るのが最大のメリットです♪
ミニトマトの一般的な栽培方法のように、太い支柱に直接誘引は出来ませんが、ネットを利用したトマト・なす・きゅうり・メロンなどのひも誘引ならコレが重宝します。
農家さんが使用する大入り袋と比べ、24個入りの単価はお高いですが、ミニトマト3株分なら20個もあれば十分です。
樹勢の強い「接木苗アイコ」がおすすめ
ちなみに、グリーンカーテンにするミニトマト苗の品種は、芯止まり種(放任栽培でも成長点が勝手に止まり、それ以上伸びない)以外ならなんでもかまいません。
しかし特に育てたい品種が無いのであれば、安価で丈夫・育てやすくて樹勢が強い「アイコ」がオススメ♪
一般的に高糖度を売り文句にした高価な苗や、色や形のめずらしい特別な苗は育てるのが難しい傾向にあります。
また、理想は「接木苗(つぎきなえ)※」がベスト!
※甘いトマトがたくさんできる品種(穂木)に、病気に強い品種(台木)を接ぎあわせることによって、病気への抵抗性を付与した苗となり失敗し難い。
ミニトマトをグリーンカーテンにするなら、なるべく栽培途中での病害虫による失敗を減らす為の苗選びが重要です。
3株やるので少し変化をつけるなら、通常の赤い実のなるアイコと、酸味の少ないイエローアイコを混ぜてみると彩りも鮮やかで食べ比べも出来るのでオススメです♫
ミニトマト3株の2本仕立て
センターがイエローアイコの接ぎ木苗。両サイドを通常の接ぎ木アイコにしました。
露地栽培と異なり、用土量に制限のあるプランター栽培の場合、1本仕立てが一般的です。
しかし、グリーンカーテンにするには、3株1本仕立てだと少々隙間が広すぎます。
そこで、40L以上の培養土が入る大型のプランター3つに対し、3株を2本立てで仕立てる(主枝と第一果房直下の脇芽を伸ばす)と、画像のような葉数で日陰もバッチリ♫
ある程度高さが出てくると、茎が細く葉も小さくなりますが、そこは追肥でカバーして下さい。
また早めに下の方の実を収穫すれば、成長点の樹勢は回復しますが完熟ミニトマトが食べられないのが悩みどころです💦。
下葉を掻いたら日陰が減る?!
通常ミニトマトを栽培する場合、光合成能力の落ちた古く黄色くなった下葉は掻き取るのが一般的です。
しかし、グリーンカーテンとしては少し貧弱に笑。
日陰の量は減ってしまいますが、夏場は太陽高度が高いので部屋の奥までは日が当たらないので大丈夫!
それよりも、ここまで実が付くと通りすがりの人の注目を集めてしまうのが最大のデメリットかもしれません💦。
ゴーヤーのグリーンカーテンの時には感じなかった、通行人の視線を感じるようになったのは気の所為ではないと思います笑。
採れすぎたらドライミニトマトにチャレンジ♪
グリーンカーテンとしてミニトマトを3株2本仕立てで栽培すると、飽きるほどミニトマトが収穫できるのは間違いありません。
正確な数は数えませんでしたが、1株60個平均として3株合計180個のミニトマトを収穫した事になります!
最初のうちは、
…と、生でバクバク食べていますがそのうちみんな飽きてくるのは致し方ないですね。
そんな時は、ぜひともドライミニトマトにチャレンジしてみて下さい!
保存食としても優秀ですが、生とは比べ物にならないくらい糖度が上がり(約3倍)、極甘ミニトマトになります♪
オーブンで1、2時間で手軽に作る方法や、干網を利用し天日干しで大量生産する方法など…詳しくはコチラの記事をご参照下さい👇
みらどり 家庭菜園で人気のあるミニトマト🍅。うまく育てると、プランター1つからでもかなりの収穫が見込めますよネ♪。毎日新鮮な完熟ミニトマトを生で食べるのも良いですが、暑くなって一気に赤くなってしまった時はドライトマトに挑戦し[…]
ミニトマトのグリーンカーテン【まとめ】
基本的に窓際に緑のカーテンをやるなら、つる性植物が一般的です。
朝顔・ヘチマ・ひょうたん・ゴーヤー・きゅうり・つるありインゲン・ササゲなどなど…。
しかし、本来ほふく性植物のミニトマトでも、誘引する事で立派なグリーンカーテンが出来ました♫
どうせやるなら日陰(省エネ効果)だけでなく、採れすぎて困るほどの美味しいミニトマトが収穫出来るミニトマトのグリーンカーテンがおすすめです!
まずは失敗の少ない丈夫な品種、「接ぎ木アイコ🍅」でチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
また、食べきれない程のミニトマトが収穫できて困ったら、ぜひともドライミニトマトにもチャレンジして見て下さい!
最後までお付き合いいただきありがとうございました♫
(:D)┓ペコリンチョ
みらどり 家庭菜園で人気のあるミニトマト🍅。うまく育てると、プランター1つからでもかなりの収穫が見込めますよネ♪。毎日新鮮な完熟ミニトマトを生で食べるのも良いですが、暑くなって一気に赤くなってしまった時はドライトマトに挑戦し[…]