









こんにちは、クーラーボックスオタクのみらどりです♪
このサイトではこれまで、真空パネルの面数を数え、保冷力を比較し、ついには独自のMIRA値まで作ってきました。
気が付けば、家にあるクーラーボックスは6面真空ばかり。
…という声も聞こえてきそうですが、ありますよ。
保冷力検証用に購入した、新品未使用の青いホームセンタークーラーがw。
とにかく軽い。
壁も驚くほど薄い。
断熱材が入っているのか心配になるほど薄い。



今回は、この“ほぼ箱”のホームセンタークーラーと、高価な釣り用クーラーは何が違うのかを、断熱材から解説します。
そして最後に、6面真空ばかり推してきた「クーラーオタクみらどり」が、あえて発泡ウレタンモデルを選びます。
中価格帯の本命は、
高価な6面真空ほど財布を冷やさず、安価なクーラーより魚をしっかり冷やす!
ようやく、冷やす場所を間違えないクーラーボックスにたどり着きました♪
クーラーボックスは値段で何が違う?

ホームセンターへ行くと、数千円でクーラーボックスが並んでいます。
一方、釣具メーカーのクーラーボックスには、数万円を超えるものもあります。
見た目はどちらも、フタの付いたプラスチックの箱。
では、何が違うのでしょうか?
大きな違いは、主に次の4つです。
- 断熱材の種類と厚み
- フタやパッキンの密閉性
- 本体とロックの強度
- 水栓、両面開き、キャスターなどの装備
とくに保冷力を大きく左右するのが、外壁と内壁の間に入っている断熱材です!
高価なクーラーボックスは、ブランド名だけで高いわけではありません。
冷気を逃がさないための材料と構造に、きちんとコストが掛かっており、それにより氷持ち(保冷力)の違いが明確に表れます。
ホームセンターの安いクーラーは「ただの箱」に近い?

夢イマジンの保冷力検証で、いつも比較対象にしているのが、この青いホームセンタークーラーです。
持ち上げると、とにかく軽い。
壁を見ても、
と思うほど薄くできています。

35Lという大きな容量を確保できている理由のひとつが、この壁の薄さです。外寸に対して庫内を広く取れる一方、断熱材を入れられる空間は少なくなります。

実際に開口部で測ると、本体の壁厚は約20mmでした。
これは外壁と内壁を含めた厚みなので、内部に使える断熱材の厚みはさらに限られます。
35Lという容量を確保しながら外寸がそれほど大きく見えないのは、壁を薄くして庫内を広く取っているためです。
分解して中身を確認したわけではないので、内部構造までは断定できません。
ただし、外壁と内壁の距離が短ければ、入れられる断熱材も薄くなります。
実際、夢イマジンの比較検証では、このレジャー用35Lクーラーが庫内温度10℃以下を保てたのは約2.8時間でした…どうりで氷がすぐに溶けるわけですね💦。
同じ条件で、6面真空のシマノ・スペーザプレミアム350は約13.7時間。アブソリュートフリーズ32Lは、別条件ながら約46.1時間を記録しています。
ホームセンター品と釣り用クーラーの保冷力を実測比較した検証記事はこちら
もちろん、この青いクーラーにも使い道はあります。
- 近所で冷凍食品を買う
- 飲み物を数時間冷やしておく
- 涼しい時期に短時間だけ使う
このような用途なら、安価で軽いことは大きな長所です。
ただし、真夏の釣りで魚の鮮度を守る道具として考えると、正直なところただの箱に近い…という感想がピッタリあてはまる。
氷や保冷剤を増やせば補えますが、クーラー自体の断熱性能が低ければ、その氷も早く溶けてしまいます。

クーラーボックスに使われる断熱材は主に3種類
クーラーボックスに使われる代表的な断熱材は、次の3種類。
| 断熱材 | 保冷力 | 重量 | 価格帯 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| 発泡ポリスチレン | 低~中 | 軽い | 安い | 軽さと価格を優先 |
| 発泡ウレタン | 中~高 | やや重い | 中価格 | 保冷力と価格のバランス型 |
| 真空断熱パネル | 非常に高い | 重い | 高い | 長時間保冷を優先 |
一般には「発泡スチロール」と呼ばれますが、製品仕様では「発泡ポリスチレン」と表記されることが多いため、この記事では両方を同じ断熱材として扱います。
発泡スチロール|軽くて安い基本の断熱材

発泡スチロールは、細かな気泡の中に空気を閉じ込めて熱を伝わりにくくした断熱材です。
材料が軽く、成形しやすいため、安価なレジャークーラーや釣り用クーラーの入門モデルに多く使われます。
ただし、発泡スチロールだから必ず保冷力が低いわけではありません。
重要なのは、
…です。
同じ発泡スチロールでも、断熱材をしっかり厚く入れた釣り用クーラーと、壁がペラペラの安価なレジャークーラーでは、保冷力に大きな差が出ます。
軽さを最優先するなら、発泡スチロールモデルにも十分な価値があります。
一方、真夏の長時間釣行では、氷や保冷剤を多めに入れる必要があるでしょう。
発泡ウレタン|価格と保冷力のバランスがよい

発泡ウレタンも、細かな気泡を利用して熱を伝わりにくくする断熱材です。
発泡スチロールより高い断熱性能を出しやすく、クーラーボックスの壁の隙間へ充填できるため、釣り用クーラーの中価格帯で広く採用されています。
保冷力では真空パネルに届きません。
しかし、
- 発泡スチロールより冷える
- 真空パネルほど高価ではない
- 真空パネルモデルより軽い
- 箱全体へ隙間なく充填しやすい
という、非常にバランスのよい断熱材。
今回の主役であるユニフリーズBSも、この発泡ウレタンを採用しています。シマノはBSをスタンダード仕様として位置づけています。
真空断熱パネル|薄くても圧倒的に冷える

真空断熱パネルは、内部の空気を減らすことで、気体による熱の移動を抑える断熱材。
同じ厚みなら、発泡スチロールや発泡ウレタンより高い断熱性能を得られます。
とにかく保冷力を優先するなら、
…です!
ただし、クーラーボックスの形に合わせて、箱全体を真空パネルだけで隙間なく覆うのは難しい。
そのため、真空パネルの周囲や角、パネル同士の隙間には発泡ウレタンが使われます。
HUGELの現行20L・40Lも、6面真空パネルに加えて、充填材として発泡ウレタンを使用しています。
つまり、6面真空クーラーも、
…というわけではありません。
ここに、真空パネルの寿命も一生持つわけではない原因があります。
断熱材は何年もつ?経年劣化と寿命
クーラーボックスの断熱材は、永久に新品時の性能を保つわけではありません。
ただし、
- 発泡ウレタンは5年で寿命
- 真空パネルなら永久に劣化しない
というほど単純でもありません。
断熱材の劣化は、材料の配合、厚み、製造方法、温度、保管環境によって変わります。
そのため、クーラーボックスの寿命を一律に「何年」と決めることはできません。
発泡ウレタンは少しずつ断熱性能が変化する
発泡ウレタンの気泡内には、空気より熱を伝えにくいガスが含まれています。
時間がたつと、そのガスが少しずつ外へ抜け、代わりに外気の窒素や酸素が入り込みます。
その結果、熱伝導率が上がり、新品時より断熱性能が低下していきます。
家庭用冷蔵機器に使われる硬質ウレタンを調べた研究でも、気泡内のガスが空気成分へ置き換わることが、断熱性能低下の主な原因とされています。
よく、
…と言われますが、実際には、目に見えて縮むことだけが劣化ではありません。
見た目が変わらなくても、気泡内のガスが変化している可能性があります。
反対に、発泡条件や硬化状態によっては、ウレタン自体が収縮することもあります。
発泡スチロールも永久ではない
発泡スチロールも、年数がたてばまったく変化しないわけではありません。
長期間の建築断熱材を調べた研究では、発泡ポリスチレンと硬質ウレタンの両方で熱抵抗の変化が確認されています。
ただし、この研究は屋外環境に置かれた建築用断熱材のデータ。
樹脂製の外壁と内壁に挟まれたクーラーボックスとは条件が違うため、その数値をそのままクーラーの寿命にはできません。
ここで知っておきたいのは、
発泡スチロールもウレタンも、永久に新品性能を維持する材料ではない
ということです。
真空パネルにも寿命はある
真空断熱パネルも、完全に劣化しないわけではありません。
外側のバリアフィルムを通して、わずかに気体や水蒸気が入り込むと、内部の圧力が上がり、断熱性能が少しずつ低下します。
高温環境では、バリア材の気体透過が進みやすくなり、真空パネルの寿命へ影響することも分かっています。
ただし、正常な真空パネルは、数年ですべての真空が抜けるようなものではありません。
建築用途の研究では、使用環境とバリア材によっては数十年単位の耐用を想定した設計も研究されています。
一方で、強い衝撃や穴、折れなどによって密封が壊れれば、性能が大きく低下する可能性があります。
真空パネルは、
徐々に劣化しにくい代わりに、壊れ方によっては一気に性能を失う
という特徴を持った断熱材です。
この価格なら5年しっかり使えれば合格
ユニフリーズBSの発泡ウレタンが、何年でどの程度劣化するのか。
これは、メーカーからクーラーボックスとしての長期データが公表されていない以上、正確には分かりません。
少なくとも、
5年たった瞬間に、急に冷えなくなる
というものではありません。
保管状態がよければ、5年以上使える可能性も十分あります(←というか、保冷力低下など気が付かずに10年以上使っている方が普通)。
そのうえで、個人的な購入基準としては、
中価格帯のクーラーボックスが、5年間しっかり日帰り釣行に使えれば合格。
このくらいで考えています。
高価な6面真空を購入しても、ロックやヒンジ、水栓、パッキンが先に傷むこともあります。
実際、夢イマジンの検証では、古い真空クーラーのパッキンを補修しただけで、10℃以下を保つ時間が約4.5時間から約6.4時間まで伸びました。
つまり、
断熱材の寿命=クーラーボックスの寿命ではありません。
フタがきちんと閉まり、パッキンが密着し、本体に大きな変形がなければ、クーラーとして使い続けられます。
保冷力は断熱材だけでは決まらない
いくら高性能な断熱材を使っても、フタの隙間から冷気が漏れれば、本来の性能を発揮できません。
クーラーボックスの保冷力を見るときは、次の部分も重要です。
- 断熱材の厚み
- フタにも断熱材が入っているか
- パッキンが均等に密着するか
- ロックがフタをしっかり引き込むか
- 水栓から冷気が漏れにくいか
- 本体が変形しにくいか
H3 壁の厚みで保冷力と容量が変わる

比較対象にしているHUGEL20Lは、開口部で測った本体の壁厚が約40mmありました。
ホームセンターの35Lクーラーが約20mmだったので、本体壁の厚みだけでもおよそ2倍です。

容量には15Lもの差がありますが、外から見た大きさは、数字ほど大きく変わりません。
安価なクーラーは壁を薄くすることで、外寸を抑えながら庫内容量を確保できます。
一方の高保冷クーラーは、断熱材を厚く入れるため、同じ外寸でも庫内は小さくなります。
こうした壁の厚さの差が、断熱材を入れられる量や保冷力、そして外寸に対する容量の差につながっています。

容量には15Lもの差がありますが、庫内を並べて見ると、数字ほど極端な差には感じられません。
ホームセンタークーラーは、壁を薄くすることで庫内を広く確保しています。
一方、HUGELは庫内が狭くなる代わりに、断熱材を入れるための厚い壁を確保しています。
つまり、同じような外寸でも、壁の厚さによって容量と保冷力のバランスは大きく変わります。
フタの密閉性も保冷力を左右する
また、フタの密閉性という点で新型ユニフリーズはかなり面白い。
どんなに最強の保冷材を使用し厚みがあっても、
本体四隅に配置した引き込み式ロックによって、パッキンを均等に密着させる「UNISHIELD」を採用しています。
シマノによると、水漏れや冷気漏れを抑え、保冷力の維持にもつながる構造です。
さらに、ロックをコンパクトにすることで、本体上部ぎりぎりまで断熱材を入れられる設計になっています。
みらどりは、シマノ最強クラスのアブソリュートフリーズ(価格も最強w)を所有しています。
これにも業界初の強力な密閉ロックがあり、水をはったクーラーを60度傾けても水が漏れない!とフィッシングショーでデモンストレーションをやってました。
ユニフリーズの新しい四隅ロックも、アブソリュートと同じ60度傾けても水が漏れない…。
新製品は毎年進化するのは当然ですが、まさかユニフリーズの価格帯でハイエンドと同じ高密閉構造になるなんて!
最上位モデルを買ったあとに、この仕打ち…ちょっとずるくないですか、シマノさん(笑)。
ユニフリーズをMIRA値で比較
ユニフリーズには、断熱材の異なる4つのグレードがあります。
- LT:発泡ポリスチレン
- BS:発泡ウレタン
- CF:底1面真空+発泡ウレタン
- TD:3面真空+発泡ウレタン
保冷力は、シマノの新基準であるCOOL値で公表されています。
COOL値は、外気40℃の環境で容量の25%に相当する氷を入れ、氷が溶け切るまでの時間を計算した目安です。
夢イマジンでは、メーカーをまたいで比較しやすくするため、
COOL値×0.95=MIRA値
として参考換算しています。
ちなみに、ホームセンターの35LクーラーボックスのMIRA値は…約14です(笑)。
※MIRA値はメーカー公式の共通基準ではありません。夢イマジン独自の参考指数です。
| モデル | メーカー | 順位 | 容量 | 元の指標 | MIRA値 | コメント |
|---|---|---|---|---|---|---|
| HUGEL VITC-60 | ヒューゲル | 参考枠 | 60L | 最大22.8日を旧40℃条件寄せで補正 | 参考約258 | 参考最強枠。長期保冷向け |
| ヴァシランドPRO 40 | シマノ | 1 | 40L | アブソリュート40L I-CE143相当→COOL約193 | 約183 | 通常MIRA値では最強候補 |
| HUGEL VITC-40R | ヒューゲル | 2 | 40L | 実測+旧40℃表記から推定 | 約158 | HUGEL現実枠の最強候補 |
| ヴァシランドPRO 32 | シマノ | 3 | 32L | アブソリュート32L I-CE123相当→COOL約166 | 約157 | 実測でも最強クラス |
| プロバイザーREX ZSS2800 EX | ダイワ | 4 | 28L | KEEP150→MIRA換算 | 約142 | 公式KEEP値の最強候補 |
| フィクセル UP 30L | シマノ | 5 | 30L | COOL140→MIRA換算 | 約133 | 現行フィクセル最強候補 |
| プロバイザーREX ZSS2200 EX | ダイワ | 6 | 22L | KEEP130→MIRA換算 | 約123 | 22Lクラス高保冷モデル |
| プロバイザーREX ZSS2800 | ダイワ | 6 | 28L | KEEP130→MIRA換算 | 約123 | EXなしでも強い |
| プロバイザートランクHD II ZSS3500 | ダイワ | 8 | 35L | KEEP127→MIRA換算 | 約120 | 横長釣りクーラー高保冷候補 |
| HUGEL VITC-20R | ヒューゲル | 9 | 20L | 実測+新型伸び率から推定 | 約115 | 実測コスパ最強候補 |
| フィクセル TD 30L | シマノ | 10 | 30L | COOL115→MIRA換算 | 約109 | 3面真空の実用高保冷モデル |
| ステン真空クーラー14L | 下野 | 11 | 14L | 実測 | 約108 | 小型ステン真空の特別枠 |
| フィクセル UP 22L | シマノ | 12 | 22L | COOL113→MIRA換算 | 約107 | 22L高保冷モデル |
| プロバイザーREX ZSS1600 EX | ダイワ | 13 | 16L | KEEP110→MIRA換算 | 約104 | 小型高保冷モデル |
| HUGEL VITC-20(旧モデル) | ヒューゲル | 14 | 20L | 実測基準 | 100 | 今回のMIRA基準モデル |
| フィクセル BS 30L | シマノ | 15 | 30L | COOL90→MIRA換算 | 約85 | 価格と保冷力のバランス型 |
| スペーザPREMIUM350 | シマノ | 16 | 35L | I-CE65→COOL約88 | 約83 | 実測ブリッジ基準 |
| HUGEL VITC-15 | ヒューゲル | 17 | 15L | 最大4日を20R基準で参考換算 | 約66 | 小型15Lの参考枠 |
ユニフリーズ20Lの保冷力
| グレード | 断熱構造 | COOL値 | MIRA参考値 |
|---|---|---|---|
| LT | 発泡ポリスチレン | 70 | 約67 |
| BS | 発泡ウレタン | 90 | 約86 |
| CF | 底1面真空+ウレタン | 95 | 約90 |
| TD | 3面真空+ウレタン | 100 | 約95 |
20Lでは、LTからBSへ上げるとCOOL値が70から90へ大きく伸びます。
ところが、BSから底1面真空のCFへ上げても、90から95。
さらに3面真空のTDでも100です。
つまり、保冷力の伸び方が最も大きいのは、
発泡スチロールから発泡ウレタンへ変わる部分。
真空モデルの方が冷えるのは間違いありません。
ただし、価格差と保冷力の伸びを考えると、BSがいちばんおいしいところにいます。各グレードの断熱構造、COOL値、重量などはシマノ公式仕様に基づきます。
なんども言いますが、今回比較しているホームセンターのMIRA値は約14ですからね!
ユニフリーズ30Lキャスターの保冷力
| グレード | 断熱構造 | COOL値 | MIRA参考値 |
|---|---|---|---|
| LT | 発泡ポリスチレン | 75 | 約71 |
| BS | 発泡ウレタン | 100 | 約95 |
| CF | 底1面真空+ウレタン | 105 | 約100 |
| TD | 3面真空+ウレタン | 115 | 約109 |
30Lでは、LTのCOOL75から、BSは一気にCOOL100へ上がります。
一方、BSから底1面真空のCFへ上げてもCOOL105。
またしても、発泡ウレタンのBSがかなり強い!
もちろん、真夏の遠征や車内で長時間保冷するなら、CFやTDを選ぶ理由はあります。
しかし、一般的な日帰り釣行を中心に考えるなら、COOL100のBSで困る場面はかなり少ないでしょう。
6面真空ばかり追いかけてきたクーラーオタクが言うのもなんですが、これで十分じゃない?
というのが正直な感想ですw。
最後にもう一度だけ言いますが、ホームセンターの35LクーラーのMIRA値、
保冷力だけならHUGEL、釣り用の総合力ならユニフリーズBS
保冷力だけを比べるなら、6面真空のHUGELが上です。
夢イマジン独自のMIRA値では、旧HUGEL VITC-20をMIRA100、新型VITC-20Rを約115として見ています。
対して、ユニフリーズBSは20Lが約86、30Lが約95です。
したがって、
ユニフリーズBSの方がHUGELより冷える
とは言いません。
そこは、6面真空のHUGELが強い。
しかし、釣りで使うクーラーボックスは、保冷力だけで決まりません。
ユニフリーズには、
- 魚を横に入れやすい長い内寸
- フタの両面開き
- 密閉性を高めた四隅ロック
- 跳ね上げ式の水栓
- 丸洗いしやすい構造
- 30Lには新型キャスター
キャスター運搬用の引手ハンドル
があります。
HUGELは高保冷なアウトドアクーラー。
ユニフリーズは、魚を入れ、運び、洗うところまで考えた釣り用クーラー。
保冷力だけならHUGEL、釣り用としての総合力と価格のバランスならユニフリーズBS。
ここは、きれいに使い分けられると思います♬
ユニフリーズBSは20Lと30Lキャスターのどちらを選ぶ?
ユニフリーズBSには、20Lと30Lキャスターがあります。
どちらを選ぶかは、入れたい魚のサイズと、持ち運び方で決めると分かりやすいと思います。
軽さと取り回しならユニフリーズBS 20L
ユニフリーズBS 20Lは、重量約4.2kg。
内寸の中央部分は約45cmあります。
20Lクラスとしては細長く、40cm前後の魚も曲げずに収納しやすい形です。
次のような人には20Lが向いています。
- 1人での釣行が多い
- 堤防や岸釣りが中心
- 車から釣り場まで近い
- 大型魚を狙わない
- クーラーを手で持ち運びたい
- 自宅での保管場所を抑えたい
20Lにはキャスターがありません。
その代わり、30Lより軽く、車への積み下ろしも楽ですね♪。
クーラー本体だけでなく、氷、飲み物、魚の重量も加わるため、持ち運びやすさを優先するなら20Lが本命です。
重くなるならユニフリーズBS 30Lキャスター
ユニフリーズBS 30Lキャスターは、重量約6kg。
内寸の中央部分は約55cmあり、良型のマダイなども折り曲げずに収納しやすいサイズです。
そして、30L最大の魅力はキャスターです。
30Lのクーラーに氷や保冷剤、飲み物、魚を入れると、簡単に10kgを超えます。
空の状態で持ち上げて、
…と思ってはいけません。
クーラーボックスは、保冷剤と中身を入れてからが本番です(笑)。
ユニフリーズ30Lは、段差へ引っかかりにくいよう見直されたキャスターと、キャスター運搬用の引手ハンドルを備えています。
次のような人には30Lキャスターが向いています。
- 氷や飲み物を多く入れる
- 2人以上で使う
- 船釣りや堤防釣りが中心
- 50cm前後の魚を入れたい
- 駐車場から釣り場まで距離がある
- 重いクーラーを手で持ち続けたくない
保冷力もMIRA参考値で約95。
旧HUGEL VITC-20をMIRA100とした基準に、かなり近い位置まで来ています。
長時間保冷と持ち運びやすさを両立するなら、個人的には30Lキャスターがいちばん魅力的ですね♪
ユニフリーズBSをおすすめしない人
ユニフリーズBSはバランス型です。
そのため、すべての用途で最強というわけではありません。
保冷力を最優先する人
- 真夏の車内へ長時間置く
- 遠征や連泊で氷を補充できない
- 大型魚の鮮度を最優先する
このような用途なら、HUGELやヴァシランドPROなど、6面真空モデルを選ぶ方が安心です。
とにかく軽いクーラーが欲しい人
- 数時間だけ使う
- 魚を持ち帰らない
- 飲み物が冷えていればよい
このような用途なら、ユニフリーズLTや、安価な発泡スチロールモデルでも十分です。
最上位の所有欲を満たしたい人
その場合は、迷わず最上位へいきましょう(笑)。
保冷力に余裕があり、よい道具を所有する満足感もあります。
みらどりも、その気持ちがよく分かる側の人間です♪
こちらの記事をご参照下さい👇
みらどり2022年の春、総合釣具メーカーシマノさんがアウトドア・キャンプ用に発売した「アイスボックス」。既存の釣り用クーラーボックス「フィクセル」の色違いにもかかわらず、爆発的な人気商品となったのは記憶に新しいと思います。[…]
【まとめ】中価格帯の本命はユニフリーズBS
ホームセンターの安価なクーラーと、高価な釣り用クーラーの違いは、メーカー名だけではありません。
- 断熱材の種類と厚み
- フタとパッキンの密閉性
- ロック、本体、水栓、キャスターなどの構造
その積み重ねが、保冷力と値段の差になります。
断熱材を簡単に整理すると、
- 軽さと安さなら発泡スチロール
- 価格と保冷力のバランスなら発泡ウレタン
- 長時間の保冷力なら真空パネル
となります。
6面真空クーラーは、間違いなく強い。
夢イマジンでも、これから高保冷モデルを紹介し続けます。
それでも、すべての人に6面真空が必要なわけではありません。
高価な真空パネルへ上げる前に、発泡ウレタンという現実的な選択肢があると、今更気が付きました💦。
そして、クーラーオタクのみらどりが本気で選んだ、コスパ最強クラスの中価格帯クーラーボックスは、
- 軽さと取り回しなら20L
- 重い荷物を楽に運ぶなら30Lキャスター
保冷力だけに全振りしないからこそ、釣り場ではいちばん使いやすい。
そんなクーラーボックスだと思います♪
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!
(:D)┓ペコリンチョ