【被害総額5万円】100均の電池が液漏れし3万円の家電故障!原因と対策徹底検証

電池液漏れ画像
みらどり
あぁああーーーー!半年ぶりに使おうと思った3万円もする糖度計が壊れてるぅ!!たかだか1本20円程度の100均の電池を使ったばかりに、こんな大損害になるなんて!!
いのた
やっちまったなぁ…安物買いの銭失いとは、まさに「みらどり」の事だなっ!
みらどり
うっ˚‧º·(。>⌓<。)‧º·˚。涙で画面が良く見えない…泣。でも、こんな悲しい思いをもう二度としたくないので、気合を入れて原因と対策を検証していきたいと思います!
いのた
まぁ、乾電池液漏れはつきものだからな…。使い終わったら電池を抜くくらいしか対策は無いんじゃないの?
みらどり
いやいや(*థ౪థ)。それが調べてみたら【液漏れ補償】のある日本製の超高品質乾電池があったのよ♪電池1本あたりの単価は約60円100均(約20円)より高くなるけど、これで液漏れの心配から開放されれば安いと思いませんか?!
もちろん、「液漏れは絶対しない」わけではありませんが、メーカーさんの自信の現れを
感じられます♪
いのた
あっ(๑°ㅁ°๑)‼✧これが噂のドヤ顔だね笑!!でもさぁ、原因は推奨期間の過ぎた電池を入れっぱなしにした事で、唯一の対策は、長期間使わない時は電池を抜く&こまめに推奨期間を確認して交換…じゃない笑?!
みらどり
はい、その通り(´>∀<`)ゝ。100均の電池だって正しく使えばなんの問題もなく使えるからね!液漏れし難いと評判の日本製でもマンガンでも、エネループだって使い方が悪ければ「液漏れする」と裏書きにちゃんと書いてあるし。一番の原因はズボラな性格の自分にあるからね♪
いのた
おっ、ちゃんとわかってんじゃん!んじゃこの記事の結論はなんなのかな?
みらどり
(´ー`*)ウンウン。結論から言うと「みらどり」のような適当な性格でも、使用推奨期限を気にせず(マンガンは3年)、補充電の必要もなく(エボルタは年に1回)、液漏れの心配をせず(10年液漏れ補償)10年電池を入れっぱなしにする方法を1ヶ月調べ抜き、後述の「マクセル ボルテージ」に家中の電池を入れ替えたというお話です♪ 
電池の性能も上がり、最近はそれほど液漏れの経験が無いかもしれませんが、転ばぬ先のボルテージ♪お役に立てたら幸いです。

被害総額

100均電池の液漏れで約3万の損害

いきなりですが、つい先日「電池の液漏れ」で致命的な損害を出したばかりで傷心の「みらどり」です。

これまでも、液漏れの定番である「テレビやエアコンのリモコン」や、「子供のおもちゃ」「バランスWiiボード」などで懲りずに液漏れ被害を出し続けておりました。

しかし、今回の修理見積もり3万円で目が覚めました!

たかだか数百円をケチったばかりに、とんだ大損害です…涙。

10年間の被害内訳

被害総額概算

テレビのリモコン     2個     約6000円(約3000円✕2) 
エアコンのリモコン 1個     約3000円
子供のおもちゃ         2個     約3000円(1000円+2000円)
バランスWiiボード    1台        約8000円(当時の購入価格)
ポケット糖度計   1個  約30000円 

       被害総額 約50000円

まぁ、買いなおしても2、3000円ならとついつい100均の電池を使い続けている自分が悪いのですが、今回ばかりはそうも言っていられません!

たかが100均の電池2本(約50円)が原因で、3万円の修理見積もりが届いたのですから…。

こんな事になる前に、ぜひとも最後までご閲覧下さいませ♪

液漏れの原因

ラジオの液漏れ

メーカーの注意書きに記載の一般的な乾電池の液漏れの原因は下記のようになります。

1、長期保管( 使用推奨期限を過ぎたもの)
2、電池の入れっぱなしによる過放電
3、機器使用後のスイッチの切り忘れ
4、落下による衝撃
5、発熱・ショートによるもの
6、逆接(入れる向きを間違える)
7、異種・新旧混在
8、一次電池の充電
9、高温・多湿(車内保管注意)
10、液体で濡らした(ショート・サビ)

このうち、家電を故障させてしまう可能性がある2番の「電池の入れっぱなしによる過放電」と7番の「異種・新旧混在」は気が付きにくいので注意が必要です。

同じ銘柄の電池をいくつか持っている場合、 使用推奨期限が微妙に異なり短い方の電池が過放電となって液漏れの原因となるので注意が必要です。

その他の原因はすぐに気がつくものが多く、液漏れの発生原因としては気をつければ問題が無いと思います。

長期保管で液漏れしても家電を故障させる心配はありませんし、落下による衝撃液体で濡らす充電してしまう場合もすぐに気が付きますね。

逆接ではそもそも機器が動きませんし、発熱・ショートも家電が使えないので電池ボックスを確認します。

この2点を注意した上で出来る限り「液漏れ」を避けるには、安価な100均の電池ではなく長期保存可能液漏れしにくい日本製の乾電池を使う事が一番重要でした。

100均電池の性能

100均電池と日本製電池
左が1本約22円の中国製100均電池。右が1本約100円の日本製電池

正直、乾電池を短時間で使い切るならば、100均の電池でも日本製の電池でも電池持ちはさほど変わらないという検証データもあります。

購入したての新品の電池を、プラレールで走らせる…という実験を行いましたが、結果的には

それほど変わらなかった

です。

もちろん、日本製電池の方が30%ほど長く稼働しましたが、価格が4倍以上高いので…短期間で使い切るなら100均電池で十分だと思います。

品質にバラツキがある

では、今回のような「液漏れ」についてはどうでしょうか?

使用推奨期限は100均の方が少し短いのですが、それとは別に過去の経験上「海外製電池は液漏れしやすい」ように感じます。

現に今回液漏れで3万円の被害を出した乾電池は、ちょうど1年前交換したばかりの100均の電池でした。

また、液漏れした7個の機器のうち日本製の電池は1つだけでした。

たまたまかもしれませんが、日本製の電池は交換してから10年、使用推奨期限を5年過ぎていても液漏れしなかったのには理由があると思います👇

使用期限の確認
約10年入れっぱなしの日本製電池は液漏れなし(2022年2月現在)

その理由を推測すると、海外製の電池は1本1本の品質にバラツキがある…のではないでしょうか?

新品でも新旧混在?

先程あげた液漏れの原因の中に、異種・新旧混在があります。

100均で同じパックの電池を使っても、微妙な電池容量の差が液漏れの原因になっているように感じます。

同品種、同一品番(使用推奨期限)であっても油断出来ないのが100均品質だと考えます。

日本製の実力

液漏れ防止設計の乾電池
液漏れ補償付きのマクセル ボルテージ

日本製高品質の証です!日本人である「みらどり」は、日本製に誇りを持っています。

厳しい品質基準をクリアした日本製の乾電池

安価な海外製とは違って当然だと思います。

そんな高品質な日本製乾電池の中で、「液漏れに強い」とか「10年保存」を売りにしているメーカーはパナソニックエボルタが有名ですね。

特に、液漏れ防止設計のされている日本製の乾電池安心・安全である事に間違いはありません♪

放置期間

高価な機器には液漏れ補償
高価な機器には液漏れ補償付きのボルテージ♪

基本的には機器に電池を入れっぱなしで放置するのは推奨されておりません。

特に100均の電池は使用推奨期間内であっても、こまめに電池を抜く必要があると思います。

しかし、液漏れ対策のされた高品質日本製電池であれば、使用推奨期間内なら入れっぱなしで10年経っても液漏れしていませんでした。

よって「みらどり」は信じる事にします!(注:液漏れしても一切補償は致しません笑)

少しコスト高ですが液漏れの不安が解消されるので、家中全ての電子機器を10年保存可能「液漏れ補償付き」「マクセル ボルテージ」に交換しました。

10年後に検証結果をご報告したいと思います…。

それまでこのブログが存在していればの話ですが笑。

危険性

危険な液漏れの白い結晶
電池ボックスは開かなくても、危険な電解液がおもちゃから漏れたとしたら…。

ちなみに、液漏れによってほとんどの電子機器が通電不良を起こし使えなくなります。

それだけですめば良いのですが、その後の処理にも注意が必要です。

特に、小さなお子様に使わせる「おもちゃ」が知らないうちに液漏れしているととても危険です。

粉をふいたような毒々しい電解液を大人が安易に触れる事はないと思いますが、小さなお子様には危険性がわかりません。

人体への影響

パナソニックのHPには以下のように注意喚起されております。

液もれした液が目に入ったり、肌についたりした場合は失明化学やけどにいたる危険性があります。液もれした液には直接触れないよう最善の注意をするとともに万が一、身体や家財に液が付着した場合は速やかに処置を行って下さい。

引用元:パナソニック株式会社HP よくあるご質問より

身体に付着した場合は、大量の水で洗い流し、医師の診断を仰ぐこと。

衣服や家具・床などに付着した際も、水拭きしたあとに大量の水で洗い流すことが大切です。

白い粉に注意

また、電解液が乾燥して粉状になっている場合は、「目に入らないように防護メガネをし、防水性の手袋をはめて粉を丁寧に除去してください」とあります。

この結晶化した粉は水溶性で、容易に水に溶けます。水に溶けますと強アルカリ性を示し、目に入ると溶けて失明の原因となる危険なモノです。

粉が飛び散らないようにティッシュやウエスなどで取り除いたあとに、しっかりと水拭きする必要があります。

いずれにしても大切なのは【大量の水で洗い流す】事です。

処理方法

液漏れしていてもしていなくても、電池を捨てるのは各自治体で指示された「有害ごみ(燃えないゴミ)」として捨てる事が出来ます。

「みらどり」の住んでいる地域では、有害ごみ(乾電池)である事がわかるように透明な袋に入れ、他の燃えないごみと分けて出すように指定されています。

電解液や白い粉がとびちらないように、しっかりと密閉した状態で有害ごみとして処理しましょう。

対策

ボルテージ24本電池交換
家中の電池を24本全てボルテージに交換しました♪

不意の液漏れで電子機器を故障させない為には以下のような事で対策が打てます。

安価な乾電池を使用しない事
こまめに電池を抜く
適宜使用推奨期限を確認する
液漏れ補償のある「ボルテージ」を使用する

中でも一番手軽に出来る対策は、長期間使用する機器には100均の電池を使わない事。

これに尽きると思います!

その上で、高価な機器には液漏れ補償のある「ボルテージ」に入れ替えればもう安心♪

また、小さなお子様が使用するおもちゃには「日本おもちゃ病院協会より推奨電池として認定」された後述の「ボルテージ」で完璧な対策を致しましょう♪

安価な乾電池を使用しない

今回は100均電池が目立ってしまいましたが、スーパー電気屋さんで販売されているいわゆるOEM安価な電池も避けた方が良いと思います。

概ね安価な乾電池は韓国や中国など海外製である事が多く、「安かろう悪かろう」では液漏れの不安から開放されません。

毎日数本づつ電池を消費するようなヘビーユーザーでも無い限り、1年以上入れっぱなしにするなら、後述のボルテージ一択だと考えます。

こまめに電池を抜く

液漏れで家電を壊さない唯一の方法ですが…

面倒くさい…

ですよね笑。

特に、お子様のおもちゃには安全性を考えて簡単に電池ボックスが開かないように「ネジ」があります。

これがまた一段と「面倒くさい」を加速させます…。

また今度使うからいいか…

で、抜くのを忘れて「液漏れ」発生!

という事で、この対策は却下(笑)。

適宜使用推奨期限を確認する

電池の使用推奨期限

正直これもかなり面倒な作業ですね…。

1個や2個なら毎年確認出来ても、家中に何個の乾電池があるか把握していますか?

我が家はざっと見繕っても20個以上は乾電池を使用しています。

出来ることなら電池を使い切り、動かなくなるまで入れっぱなしにしておきたいズボラな「みらどり」です。

という事でこの対策も却下です。

もっと簡単に液漏れの不安を解消する方法があるのでそちらをご紹介致します。

アルカリ乾電池「VOLTAGE(ボルテージ)」

液漏れ保証電池ボルテージ

絶対という事は絶対にありませんが、品質の安定していない海外製安価な電池よりも日本製の乾電池は確実に液漏れが少ないように感じます。

中でも、表題のアルカリ乾電池「マクセル ボルテージ」【液漏れ補償】のある高品質な日本製乾電池です。

業界初の液漏れ防止設計に関する特許を持っており、その自信の現れとして【液漏れ補償】が付いております。

まさに、高品質好きな「みらどり」に最適な「信頼」「安心」の高品質乾電池!

ボルテージ液漏れ防止性能UP
引用元:マクセル株式会社HP アルカリ乾電池「VOLTAGE(ボルテージ)」より

その実力は、2021年5月20日にアルカリ乾電池「VOLTAGE(ボルテージ)」が「防災製品等推奨品」の認証を取得した事からも実証されています。

「防災製品等推奨品」は、防災分野で、緊急時に有効に活用でき、安全・安心できるガイドラインに基づき、消防、防災、製品技術、消費者などの分野から専門的な有識者で構成された防災製品等推奨審査会より認証されるものです。

引用元:マクセル株式会社HP アルカリ乾電池「VOLTAGE(ボルテージ)」より

今回の検証で、一番効果のある対策は…

家中の乾電池を全てボルテージに交換する事

と結論づけたいと思います。

「みらどり」は無条件で家中全ての乾電池をボルテージに交換致しましたので、10年後に検証結果を追記したいと思います♪

…その前に液漏れしたら適宜追記致します。

1本単価は約90円。20本パックなら1本単価約50円まで下げられますが、使用期限までに使い切れないと無駄になってしまいます。100均電池で高価な家電を液漏れで壊す前にぜひ家中の電池の入れ替えをご検討下さい♪
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1本単価は約60円。100均電池(1本単価約22円)で高価な家電を液漏れで壊す前にぜひ家中の電池の入れ替えをご検討下さい♪
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対策2 マンガン電池を使う

乾電池にはアルカリ電池とマンガン電池がありますが、どちらを使用しても液漏れしない…わけではありません。

しかし、電解液の種類や液漏れのし難さから言うと、圧倒的にマンガン電池の方が圧倒的に液漏れには強くなります。

どちらも公称電圧は1.5vですが、電流を流すパワーと電池寿命が異なるので使用する電気機器の種類によっては液漏れ補償付きの高価なアルカリ電池を使用する必要はありません。

「みらどり」はあまりのショックに【液漏れ補償】に惹かれて家中の乾電池をボルテージにしてしまいましたが、マンガン電池にすればよかった家電もあるようです。

ただ、国内でのマンガン電池の生産は2008年に終了しており、最近ではマンガン乾電池の入手が困難なようなので…やはり「みらどり」はボルテージでいきます!

マンガンとアルカリ比較

一般的には新品の状態での電池寿命はマンガン電池が2〜3年、アルカリ電池が5〜10年と記載があります。

ただし、パワーの劣るマンガン電池をアルカリ電池推奨の電子機器に使用すると極端に電池寿命が縮まるので注意が必要です。

逆に、マンガン電池推奨の電子機器にアルカリ電池を使用すると、微量の電気を少しずつ使う場合があり過放電になりやすいそうです。

おおまかな推奨電池を表にしてみましたのでご確認下さい。

マンガン電池アルカリ電池充電式電池
公称電圧1.5v1.5v1.2v
使用推奨期限単1〜3は3年
単4〜5は2年
ボルテージは10年
一般的には5年
エネループスタンダード
10年後の残存容量約70%保持
くり返し約600回(新JIS規格)
デジタルカメラ
電気シェーバー○パワーが無い気がする
ミニ四駆など○スピードが遅かった
各種ゲーム機器
電子辞書
灯油ポンプ
電動歯ブラシ○力が弱い気がする
懐中電灯(LED)○(電圧安定回路有)
強力ライト○少し暗い気がする
携帯ラジオ
ワイヤレスマウス
キッチンタイマー
電卓
糖度計
フォースゲージ
キッチンスケール
ガスレンジ着火用
時計
各種リモコン
マンガン電池・アルカリ電池・充電式ニッケル水素電池比較表

※表の◎は推奨、○は問題なし、△は使用可(注意が必要)

注意:表はメーカーHPやパンフレット、口コミなどを考慮し当サイトが独自に判断したものです。ご参考程度にとどめて頂けると助かります。

△に関しては十分使えるが注意が必要な機器。これらは消費電力が少なくごく微弱の電気で動く機器で、気づかないうちに容量の限界までまで使い切ってしまう可能性があります。

つまり、過放電による液漏れや、エネループの性能が極端に落ちる恐れがあるので注意が必要です。

用途別に使い分けるればコスパに優れた賢い対策だと思いますが、…ズボラな「みらどり」はボルテージで10年放置しようと考えています笑。

対策3 充電式ニッケル水素電池を使う

充電式エボルタ
柄を変えるとグループ化しやすいです(充放電のバラツキを無くし、液漏れ防止になる)

前述の表にも記載がありますが、エネループ・充電式エボルタ等のニッケル水素電池(二次電池)を使う事も液漏れし難い対策が取れるようです。

確かに自宅にある10年以上入れっぱなしの充電式エボルタは液漏れ無く使えております(適宜補充電あり)。

くり返し使えて経済的で環境にもやさしいですね。

しかも、充電式エボルタはパナソニック特殊技術「液もれ防止製法」を採用しているそうです(エネループ未採用)。

最近ではニッケル水素電池の種類も、用途に合わせてハイエンド・スタンダード・お手軽タイプに分かれています。

パワーが必要なデジカメ・ゲームリモコン対応や、電子辞書や懐中電灯など幅広く使えるスタンダード、消費電力の少ないリモコンなどに対応したお手軽タイプなどがあるので迷ってしまうほどです。

ただし、エネループも含め以外と自然放電もあり、使い切るまで入れっぱなし…が出来ないのがたまにキズ。

消費電力が少なく微弱な電気で動いてしまうリモコンなどは過放電に気が付きにくく、コストの高い充電池の寿命を縮めてしまうことに繋がります。

こまめな充電推奨グラフ
引用元:パナソニック株式会社公式サイト よくあるご質問より

パナソニック公式サイトでは定期的にこまめな補充電を推奨していますが、それが出来たら入れっぱなしで液漏れさせていません…涙。

一部の機器は使えない

1.5v電池推奨機器
使えないことは無いと思いますが、なんとなく嫌な感じです💦

ほとんどの機器に使用可能なニッケル水素電池ですが、アルカリ電池対応のものや、1.5v対応機器には適さない場合があるので注意が必要です。

また、パナソニックの公式サイトには

密閉構造の機器に使用出来ない(過放電後の微量な水素ガスで発火の危険)
電池残量が表示される機器に注意(電圧の違いで電池残量表示が狂う)
乾電池のJIS規格ギリギリの機器(乾電池との微妙なサイズの違いが原因で動かない)

とあります。

もちろん、「充電式の電池は使用しないでください」と記載のある機器には、たとえ使えたとしても避けたほうが良いですね。

充電式電池使用時の注意点

エボルタ使用時の注意点
引用元:パナソニック株式会社公式サイト よくあるご質問より

最後に充電式電池で過放電による液漏れを起さない為の注意点です。

正直「みらどり」がエネループ充電式エボルタを選ばなかった理由がここにあります。

使い捨ての一次電池にはない面倒くささがコレです。

アルカリ・マンガン電池にも言える事ですが、「乾電池は混ぜるな危険」という事ですね。

何度も充電するニッケル水素電池は適当に扱って、どうしても混ざってしまう「みらどり」です。

充電池のグループ化
引用元:パナソニック株式会社公式サイト よくあるご質問より

一度充電池をグループ化したら、充放電サイクルを同じにすると言う事です。

エネループと言えども、時間の経過と共に残存容量は減っていきます。

つまり、減り方にバラツキのある充電池をまとめて保管してしまうと、次に使う時一番劣化の進んだ電池が過放電となり液漏れの原因になるのです。

購入する際、充電式エボルタの柄を分けて2本組みで使用していましたが、1本しか使わない鼻毛カッターや、3本使う目覚まし時計など…もう区別が付きません。

いや、やっぱりめんどくさいやっ(´>∀<`)ゝ

という事で、3つ目の対策も「みらどり」には向いていませんでした…笑。

修理方法

金属端子の緑青
電解液の白い粉と緑青によって端子の通電不良を起こしています。

最後にすでに液漏れしてしまったあなたへ、簡単な修理方法をご紹介したいと思います。

少しの液漏れであれば、水拭きするだけで通電が復活する事もございます(無水エタノールは非推奨です)。

ただし、「みらどり」のように重度の液漏れの場合、本体内部の基盤にまで腐食が進み再起不能である場合もございますのでご了承下さい。

接触不良

電池の接点である金属部分が軽く腐食しているだけなら、水拭きで腐食した端子部分を拭く事で復活する事もあります。

また、白い電解液の結晶と異なり真鍮などにできるサビの一種で「緑青(ろくしょう)」や、通常の酸化によって発生する「茶色のサビ」が原因です。

これはワイヤーブラシや、サビ落としなどで落とすことが可能です。

どちらも持ち合わせていなかったので、今回は180番の紙やすりでチャレンジ!

まずは水拭きでしっかりと電解液の白い粉を溶かし落とします。

水拭きで電解液の結晶を落とす
じゃぶじゃぶと水拭き💦

次に紙やすりで接触部分を念入りにゴシゴシ落とすと…

紙やすりで緑青を落とす
丁寧に擦ります。

しっかりと乾燥させたあとにいざ通電♪

子供のおもちゃ復活
お金を入れると動き出す貯金箱復活♪

基盤破壊で修理不能

ただし、酷い液漏れの場合は内部の基盤まで腐食が進み、表題の見積もりのように再起不能になっている事もあります。

あくまで自己責任で出来るのは、目に見える端子の部分の掃除のみです。

こうなる前にしっかりとした「液漏れ対策」で、身の回りに起こりうる危険と高額家電の故障を避けましょう♪

乾電池の液漏れ対策【まとめ】

みらどり
いかがでしたか?転んでもただでは起きない「みらどり」です!被害総額5万円から学んだ実体験を元に、電池の液漏れで悲しい思いをしない為の対策をまとめてみました。
いのた
ヾノㅇㅁㅇ;;)イヤイヤ。だいたい、リモコンやらバランスWiiボードやら何個も液漏れさせた時点で気づくでしょ普通(笑)。もう少し早くボルテージに交換してたら損害は抑えられたのにねw。
みらどり
( ´-ω- )フッ。まだまだ若いなっ♪それじゃあいつまで経ってもウリ坊だよ笑。50円の電池で3万円の被害という衝撃的な液漏れがあったからこそこの記事が書けたんじゃないか♪
いのた
お〜!底抜けのポジティブ・シンカー(積極的思考者)だね♪んじゃ、この記事に辿り着いて一人でも多くの人のお役に立てる事を祈ってるよ!まぁ、月間1万PVにも届かない弱小ブログだから、たどり着ける人はさぞ少ないと思うけど笑。
みらどり
うっ(ー”ー;)。その通りなんでなんも言えない…。っていうかそもそも「こまめに電池を抜いとけよっ」て話だからね…反省💦

一度でも100均電池の液漏れで困った事のある方は、ぜひ【液漏れ補償】のある「マクセル ボルテージ」をご参照下さい♪

実店舗で一番取り扱いのある「パナソニック エボルタ」も悪くないのですが、価格がボルテージよりお高いのと、【液漏れ補償】が無いので「みらどり」はボルテージを選びました。

大切な家電にはボルテージ♪

現場からは以上です!

使用推奨期限が10年と長く、メーカーの自信の現れ【液漏れ補償】のある日本製で高品質なアルカリ乾電池「マクセル ボルテージ」に入れ替える♪

痛い思いをして、まとめ買いしたのがこちらのボルテージです👇

1本単価は約60円。100均電池(1本単価約22円)で高価な家電を液漏れで壊す前にぜひ家中の電池の入れ替えをご検討下さい♪
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1本単価は約90円。20本パックなら1本単価約50円まで下げられますが、使用期限までに使い切れないと無駄になってしまいます。100均電池で高価な家電を液漏れで壊す前にぜひ家中の電池の入れ替えをご検討下さい♪
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エボルタは高いので「みらどり」は買いませんが…比較の為に掲載致します👇

1本単価は約90円。ボルテージの60円(12本パックの場合)よりお高めで、液漏れ補償はついていません。2本パックや4本パックなど、アイテムによってはそれほど変わらない価格設定もありますが、「みらどり」はボルテージ一択です。参考までに掲載しておきます♪
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「みらどり電池液漏れ大損害事件」の原因と対策検証記事に、最後までお付き合い頂き誠にありがとうございました。
(:D)┓ペコリンチョ。

ツッコミどころ満載ですが、あくまで「みらどり」の実体験を元に個人的見解で検証しております。

電池を入れっぱなしで絶対に液漏れしない方法…ではなく、出来る限り手間を省いて液漏れし難い対策方法としてご参考にしてくださると幸いです♪

電池を入れっぱなしにした自分が悪いのは重々承知致しておりますが…
(*ノω・*)テヘ

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