






- 1 アイリスオーヤマHUGEL新型は買い?まず結論
- 2 この記事で検証したのは旧型VITC-20です
- 3 新型HUGELは旧型から何が変わった?
- 4 6面真空断熱パネルクーラーボックスとは
- 5 アイリスオーヤマのクーラーボックス
- 6 HUGELは20Lと40Lどっちがおすすめ?
- 7 シマノ 釣り用クーラーボックス
- 8 旧型VITC-20とシマノ スペーザプレミアム350の実測比較
- 9 保冷力実測
- 10 アイリスオーヤマHUGEL新型は釣りに使える?
- 11 新型HUGELで釣り用クーラーに近づいた部分
- 12 釣り用とレジャー用の違い
- 13 HUGEL新型のデメリットと注意点
- 14 HUGELの口コミ
- 15 HUGEL新型とシマノを比較した最終結論
- 16 HUGELが向いている人・向いていない人
- 17 まとめ|HUGEL新型は保冷力・コスパ重視ならかなり買いよりの絶対買い(笑)!
- 18 アイリスオーヤマHUGEL新型のよくある質問
アイリスオーヤマHUGEL新型は買い?まず結論
結論から言うと、アイリスオーヤマのクーラーボックスHUGELは、保冷力と価格のバランスで選ぶならかなり買いよりの絶対買いです(笑)!
特に2026年に登場した新型VITC-20R・VITC-40Rは、旧型よりも保冷力と使い勝手が改善されています。
この記事で実際に検証したのは、旧型のHUGEL VITC-20です。
それでも、50℃を超える車内検証では、シマノ スペーザプレミアム350より長く10℃以下をキープする結果になりました。
その旧型よりも、新型は公式上の保冷力が伸びています!。
さらに、旧型で気になりやすかった持ち運び面も、ハンドル・ショルダーベルト・インナートレーの追加によって改善されています。
ただし、釣り用クーラーボックスとして見ると、今でもシマノやダイワに分があるのも事実。
水抜き栓、両開きフタ、取り外せるフタ、魚を入れやすい横長形状、キャスターやハンドルの使いやすさは、やはり釣り用クーラーのほうが優れています。
つまり、HUGEL新型は
シマノやダイワは「釣り場での使いやすさまで作り込まれた専用クーラー」。
この違いを理解して選ぶと、失敗しにくいと思います。
| 重視すること | HUGEL新型 | シマノ・ダイワの釣り用クーラー |
|---|---|---|
| 保冷力 | かなり強い | 上位モデルは非常に強い |
| 価格 | 比較的買いやすい | 高性能モデルは高額 |
| 持ち運び | 新型で改善 | 釣り場移動に強いモデルが多い |
| 水抜き | 釣り用には劣る | 使いやすいモデルが多い |
| フタ構造 | シンプル | 両開き・取り外し式が便利 |
| 魚の入れやすさ | 内寸と形状に注意 | 釣り用途に合わせた形状 |
| キャンプ・買い物 | かなり向いている | ややオーバースペックな場合もある |
| 釣り専用性 | 使い方次第 | かなり高い |
保冷力と価格を重視するなら、アイリスオーヤマHUGEL。
釣り場での使いやすさまで重視するなら、シマノやダイワの釣り用クーラーボックス。
この分け方が、この記事の結論です。
この記事で検証したのは旧型VITC-20です
最初に整理しておきたいのは、この記事で実際に保冷力を検証したモデルは、旧型のHUGEL VITC-20という点です。
現在は、新型としてVITC-20R・VITC-40Rが登場しています。
また、アイリスオーヤマ公式のHUGELブランドページでは、20L RN・40L RNという表記も使われています。
そのため、購入時は商品ページの型番と仕様を必ず確認してください。
| 項目 | 旧型VITC-20 | 新型VITC-20R |
|---|---|---|
| 容量 | 20L | 20L |
| 公式の最大保冷日数 | 最大6.1日 | 最大7日 |
| 外寸 | 約551×348×342mm | 約557×345×338mm |
| 内寸 | 約394×205×245mm | 約400×215×240mm |
| 重量 | 約5.5kg | 約6.3kg |
| ハンドル | なし | あり |
| ショルダーベルト | なし | あり |
| インナートレー | なし | あり |
旧型VITC-20は、保冷力は非常に優秀でした。
しかし、持ち運びに関しては少し弱点がありました。
本体にしっかり持てるハンドルやショルダーベルトがなく、車から釣り場やキャンプ場まで運ぶときに不便を感じる場面も…。
その点、新型VITC-20Rでは、この部分がかなり改善されています!
ハンドルが付き、ショルダーベルトが付き、さらにインナートレーも追加。
保冷力が伸びただけではなく、実際に使うときの不満点も見直されているのが、新型HUGELの大きなポイントです。
公式ニュースでは、2026年3月3日発売の新型VITC-20R・VITC-40Rについて、20Lは最大約7日、40Lは最大約14日の保冷力と案内されています。また、新型20L・40Lにはハンドル、ショルダーベルト、インナートレーが搭載されています。
新型HUGELは旧型から何が変わった?
新型HUGELの大きな変化は、保冷力と使い勝手です。
旧型VITC-20・VITC-40と比べて、新型VITC-20R・VITC-40Rは公式上の最大保冷日数が伸びています。
| 容量 | 旧型 | 新型 | 伸び率の目安 |
|---|---|---|---|
| 20L | 最大6.1日 | 最大7日 | 約15%アップ |
| 40L | 最大13.3日 | 最大14日 | 約5%アップ |
特に20Lは、旧型からの伸び幅が大きくなっています。
ただし、この数字は公式の独自保冷試験条件によるもので、シマノ・ダイワの検証方法とは異なる点に注意が必要です。
公式の保冷日数は、容量比40%の氷を入れ、30℃9時間・20℃15時間で保管したあと、氷が溶け切るまでの時間を算出したものです。
また、この記事の実測は、-5℃保冷剤をクーラー容量の約10%入れて、庫内温度が10℃を超えるまでの時間を見ています(他社製品シマノとの測定方法統一の為)。
つまり、公式値とこの記事の実測値は、測り方が違います。
そのため、公式の伸び率をそのまま実測時間に当てはめることはできません。
あくまで、旧型より断熱性能が高くなっている目安として見るのが安全です。
それでも、旧型VITC-20の時点でかなり強い保冷力を実測できているため、新型VITC-20Rはかなり期待できるモデルだと思います。
公式情報では、新型20L・40Lは旧型VITC-20・VITC-40と比べて断熱素材を最適化し、20Lで最大約7日、40Lで最大約14日の保冷力を実現したと説明されています。
6面真空断熱パネルクーラーボックスとは

以前、クーラーボックスの要となる「断熱材」についての考察は行いましたが、真空断熱パネルを採用した釣り用クーラーボックスが保冷力が高いと結論が出ました。
安価な発泡スチレンや、そこそこの断熱効果を発揮する発泡ウレタンと同じ厚さで使用した場合、約10倍断熱性能が高いのが真空断熱パネル。

もちろん、断熱材の厚さや製造技術で断熱性能に差は出ますが、全ての面を真空パネルで覆った6面真空のクーラーボックスが保冷力が高くなるのは頷けますね。
みらどり最強の保冷力と言えるクーラーボックスは、極厚真空パネルを採用した釣り用クーラーボックスなのは間違いありませんが、アウトドアレジャーで使われるキャンプ用クーラーボックスと比較をしてみました。その結果、クーラーボックスとは呼べな[…]
真空断熱パネルのデメリット
ただし、最大のデメリットは価格が高額になるという点。
中には、
…と、目が飛び出るほど高額なクーラーボックスも存在します。
ただでさえ機能的で頑丈に作られた釣り用クーラーボックスはレジャー用に比べ割高になりますが、真空6面で定価5万円を切ったモデルは2023年シマノカタログに記載がありません。
また他の断熱材より比重が高いので、空のクーラーボックスなのにソコソコの重さになる事もデメリットと言えますね💦。
そんな6面真空断熱パネル採用のクーラーボックスに、家電メーカーのアイリスオーヤマさんが参入してきました!
あくまでレジャー用に作られた高保冷クーラーなので、釣りで使うには少々難あり…。
ただし、純粋な保冷力という点では釣り具メーカー製クーラーボックスを凌駕する結果となりました!
あくまで素人検証なので、ご参考程度に比べていただくと幸いです♪
※2026年3月発売の新型HUGEL-Rタイプは釣りで使っても遜色なくなっています。
アイリスオーヤマのクーラーボックス

引用元:アイリスオーヤマ公式HPより
アイリスオーヤマ㈱は宮城県に本社のある、生活用品の企画・製造・販売会社。
2000年代から家電事業に力を入れており、家電メーカーという認識の人も多いのではないでしょうか?
我が家もアイリスオーヤマ製、コスパに優れた家電を多数愛用しております♪
また家庭菜園などガーデニング用品も扱っており、プランターやコンポスト、フラワースタンドなどもアイリスオーヤマ製でした♪
そんな生活に密着したアイリスオーヤマさんが、得意の家電技術を応用した低価格で高性能なクーラーボックスが「HUGEL」シリーズです。
もともと釣り用クーラーボックスで使用されている真空断熱パネルも、冷蔵庫の断熱材として使われているモノを流用していたそうなので得意分野と言えるでしょう。
あくまでレジャー用クーラーボックスの高保冷タイプ、釣りで使う場合は注意が必要ですが…保冷力の高いクーラーボックスをお探しならコレ一択と言っても過言ではないでしょう!

HUGEL TCモデル
高密度発泡ウレタンを採用した、お求めやすいクーラーボックス。
HUGELには2機種ありますが、長い目で見たら経年劣化で保冷力の落ちる「ウレタン」モデルのTCシリーズではなく、
…のVITCモデルがおすすめです!
メーカー独自の検証では、TC-20(容量20L)・40(容量40L)共に、約30時間保冷可能とあります。
6面真空断熱パネルのVITC-20(容量20L)は約40時間保冷、VITC-40(容量40L)は約55時間保冷なので、その性能差は数字から見ても明らかです♪
一応確認の為にペタ👇
おすすめは「HUGEL VITC」

「みらどり」がオススメするのは、断然6面真空断熱材を採用したVITCモデル!
実勢価格でTCモデルに比べ約2倍の価格となりますが、今回検証したシマノ6面真空パネルのスペーザプレミアム350キャスターの半額で買えます♪
それでいて、単純な保冷力は…アイリスオーヤマの勝ち。
…とは、まさにこの事ですね!
具体的な検証結果は後述しますが、クーラーボックスマニアとしては、6面真空断熱パネル採用でコノ価格は衝撃が走りました♫
HUGELは20Lと40Lどっちがおすすめ?
HUGELを選ぶときに迷いやすいのが、20Lと40Lのどちらを選ぶかです。
結論から言うと、日帰りや少人数なら20L。
ファミリーキャンプや連泊なら40Lがおすすめです。
| 容量 | おすすめ用途 | 注意点 |
|---|---|---|
| 20L | 日帰りレジャー・買い物・少人数の釣り | 扱いやすいが容量は控えめ |
| 40L | ファミリーキャンプ・連泊・食材保管 | 容量に余裕があるが大きく重い |
| 60L | 大人数・長時間保冷・防災備蓄 | 車移動前提で考えたいサイズ |
20Lは、車に積みやすく、買い物や日帰りレジャーにも使いやすいサイズです。
飲み物や食材を冷やす程度なら、かなり扱いやすいと思います。
少人数の釣り、車横付けの釣り、日帰りキャンプにも向いています。
40Lは、飲み物と食材をまとめて入れたいときに便利です。
ファミリーキャンプ、連泊、まとめ買い、車中泊、防災備蓄まで考えるなら、40Lのほうが安心感があります。
ただし、HUGELは断熱材が厚いため、同じ容量の一般的なクーラーボックスより外寸が大きく感じやすいです。
特に40L以上は、中身を入れるとかなり重くなります。
購入前には、車に積めるか、家で保管できるか、1人で持ち運べるかを確認しておくのがおすすめです。
2022年発売│旧アイスオーヤマ クーラーボックス
2026年3月発売│新型アイリスオーヤマ クーラーボックス
2024年発売のHUGEL VITC-60L
シマノ 釣り用クーラーボックス

引用元:シマノ公式HPより
釣り用のクーラーボックスは、保冷力の他にも水抜き栓やハンドル&キャスター、座れる堅牢ボディに抗菌インナー、両開きで取り外せるフタなど機能性が重視されています。
その分価格も割高で重量もかさみますが、釣りで使うのに特化された機能はレジャーでも便利♪
コロナ禍でアウトドアブームになった時、いち早く釣具市場からアウトドア市場へと参入したのがシマノ アイスボックスです(釣り用クーラーフィクセルの色違い)。
釣り用クーラーと言っても、モデルや大きさによって保冷力が異なりますが、今回は手持ちの6面真空断熱採用のシマノ スペーザプレミアム350にて検証を行いました。
結果的に保冷力でHUGELに負けてしましたが、その他の機能面も含めて比べてみたいと思います♪
スペーザ プレミアム350キャスター

内寸60cmで、大型キャスターと高い位置で引っ張れるラックアップハンドル採用の6面真空クーラー。
大漁に魚(食材)が釣れても、足場が良ければコロコロ転がして引っ張れるので移動距離が長ければ楽ちんです♪
クーラー容量は35Lありますが、大きな魚も曲げずに入るよう高さを抑えて縦長に作られた
…の代名詞。
断熱材を収める壁が薄いので、同社のフィクセルシリーズより保冷力を示すI-CE値(シマノ独自の氷保持時間を表す数値)が低めのモデルです。
それでもI-CE値65hと記載があるので、HUGEL VITC-20の40時間より上のハズ…。
結果的に保冷力では負けてしまいましたが、釣り用としての機能性は値段なりの価値はあると思います!
アブソリュートフリーズ ウルトラプレミアム

2023年に新発売した、世界最強と呼び声の高い極厚真空断熱パネルを6枚使用した、
そのI-CE値はABSOLUTE FREEZE ULTRA PREMIUM 400(40L)で143hと記載があります。
クーラーボックスマニアの「みらどり」としては、いつか必ず手に入れて検証したい究極のクーラーボックス♫
万が一にもHUGELに負けることは無いと思いますが…
いつか必ず検証致します!
それまでは、詳しくはコチラの記事をどぞ〜👇
みらどり2022年の春、総合釣具メーカーシマノさんがアウトドア・キャンプ用に発売した「アイスボックス」。既存の釣り用クーラーボックス「フィクセル」の色違いにもかかわらず、爆発的な人気商品となったのは記憶に新しいと思います。[…]
旧型VITC-20とシマノ スペーザプレミアム350の実測比較
ここからは、この記事で実際に行った保冷力の検証結果です。
比較したのは、旧型のアイリスオーヤマ HUGEL VITC-20と、シマノ スペーザプレミアム350。
どちらも6面真空パネルを採用した高保冷モデルですが、設計思想はかなり違います。
HUGEL VITC-20は、レジャー、キャンプ、買い物、防災にも使いやすい高保冷クーラーです。
シマノ スペーザプレミアム350は、魚を入れやすい横長形状、キャスター、ラックアップハンドル、両開きフタ、水抜き栓など、釣り場での使いやすさを重視した釣り用クーラーとなります。
| 比較項目 | HUGEL VITC-20 | シマノ スペーザプレミアム350 |
|---|---|---|
| 容量 | 20L | 35L |
| 断熱構造 | 6面真空断熱パネル+発泡ウレタン | 6面真空パネル+発泡ポリスチレン |
| 形状 | レジャー向け | 釣り向けの横長形状 |
| 持ち運び | 旧型は弱い | キャスター・ハンドル付き |
| 水抜き | なし | あり |
| フタ構造 | 片開き | 両開き・取り外し可能 |
| 保冷力実測 | 非常に優秀 | 条件によってHUGELに敗北 |
| 釣りでの使いやすさ | 注意あり | かなり高い |
今回の検証では、保冷力だけを見るとHUGEL VITC-20がかなり強い結果になりました。
ただし、これは「シマノが弱い」という意味ではありません。
スペーザプレミアム350は、保冷力だけでなく、魚の入れやすさ、移動、排水、フタの使いやすさを含めた釣り用クーラー。
純粋な保冷力ではHUGEL。
釣り場での総合的な使いやすさではシマノ。
この違いを分けて見ることが大切です。
保冷力実測

それでは実際に「6面真空断熱パネルガチンコ勝負」を行ってみます!
検証時に使用した保冷剤のメーカー・種類は若干異なりますが、同じ-5℃保冷剤なのである程度の目安になると思います。
なにぶん素人検証なので、ツッコミどころもあるかと思われますがその点はご了承下さい💦。
基本データとして、保冷力と保冷時間のバランスの取れた-5℃保冷剤「メカクール」と「ネオアイス」で検証しています。
メーカー公表値との差異
0℃で冷却する「氷」で検証しているメーカー公表値より、若干保冷時間は短くなる事が予測されます(その分、庫内温度を低くキープする事が可能)。
またメーカーは、氷が完全に溶けてなくなるまでの時間を推測し、記載してある点も注意が必要です。
仮に60時間後に一欠片の氷が残っていても、保冷能力はだいぶ落ちているのがその理由。
今回の数値はクーラーボックス内の温度を10℃以下に保てる時間(冷蔵庫と同じ温度)を重視した、「みらどり」式の検証時間です。
また氷と保冷剤の違いや、冷却温度の異なる色々な保冷剤の比較を行った記事もあるので、気になる方はコチラをご参照下さいませ👇
いのたヾ(゚∀゚`o)ネェネェ!クーラーボックスを冷やすのに「おすすめの保冷剤」とか「最強の保冷剤」とかイロイロ紹介されてるけど、ぶっちゃけ氷と比較してそんなに違いがあるの? みらどりいい質問だね、いのたさん♪保冷剤とし[…]
室内での検証

まずは室内での対決!
保冷剤はクーラー容量10%分の-5℃保冷剤をセットします。
HUGELは20Lなので、-5℃保冷剤メカクール1000gを2枚で合計2000g。
スペーザプレミアムは35Lなので、-5℃保冷剤メカクール1000gを2枚と、500gのメカクールを3枚の合計3500gにて実測。
当日の最高気温は32℃、最低気温24.1℃の夏日でした。
部屋の中の温度推移

部屋の中の最高温度は15:19分に32.6℃をマークし、その後明け方にかけて温度は落ちていき27.5℃から再び上昇。
HUGELが10℃に到達するまでの平均温度は約29.5℃という環境での計測となります。
室内での保冷力検証結果


左がHUGEL20Lの庫内温度の推移、右がスペーザ350プレミアムの温度です。
10℃に到達するのに要した時間は、HUGELが約25時間、スペーザが約21時間という結果になりました♫
なんと、約1.2倍(約20%)もHUGELの方が保冷時間が長くなります…。
HUGELの温度上昇カーブを見ると、スペーザが10℃に到達した時間から急激な上昇が見られるのでクーラー容量が小さい方が有利なのかもしれません?!
とりあえず平均温度29.5℃の室内では、-5℃保冷剤をクーラー容量の10%入れた場合…HUGEL VITC−20の方が保冷力が高いという結果になりました💦。
7月21日7時48分からスタート
最小温度 -0.3℃
10℃到達 25時間21分
保冷剤を2倍にすると 50時間42分
25時間39分後までの平均庫内温度は3.5℃
シマノスペーザ PREMIUM350
7月21日7時48分からスタート
最小温度 1.7℃
10℃到達 21時間04分
保冷剤を2倍にした場合 約42時間08分
25時間19分後までの平均庫内温度は6.5℃
| 保冷剤の量(%) | 外気温ave.(℃) | 外気温max.(℃) | 最小温度(℃) | 保冷時間(h) | |
|---|---|---|---|---|---|
| アイリス HUGEL VITC-20 | 10.0 | 29.5 | 32.6 | -0.3 | 25.3 |
| シマノ スペーザ プレミアム350 | 10.0 | 29.5 | 32.6 | 1.7 | 21.1 |
室内検証の結果まとめ|HUGELが約1.2倍長く保冷
室内検証では、HUGEL VITC-20が25時間21分、シマノ スペーザプレミアム350が21時間04分で10℃に到達しました。
時間差にすると、HUGELのほうが約4時間17分長く10℃以下をキープ。
比率で見ると、HUGEL VITC-20はスペーザプレミアム350の約1.2倍長く保冷できた計算になります。
もちろん、容量はHUGELが20L、スペーザプレミアム350が35Lなので、完全な同条件比較ではありません。
ただし、どちらもクーラー容量の約10%分の-5℃保冷剤を入れて検証しているため、容量に対する保冷剤量の条件はそろえています。
そのうえで旧型VITC-20がスペーザプレミアム350を上回ったことを考えると、HUGELの保冷力はかなり優秀ですね♪。
さらに新型VITC-20Rでは、公式上の最大保冷日数が旧型の6.1日から7日に伸びています。
同じ条件で実測したわけではありませんが、旧型でこの結果なら、新型HUGELにもかなり期待できると考えてよさそうです。
猛暑日のガチンコ対決!

続いて猛暑日に半日日陰の車中で直接対決!!
前回同様、保冷剤はクーラー容量10%分の-5℃保冷剤をセットします。
HUGELは20Lなので、-5℃保冷剤メカクール1000gを2枚の合計2000g。
スペーザプレミアムは35Lなので、-5℃保冷剤メカクール1000gを1枚と、-5℃保冷剤ネオアイス1250gを2枚の合計3500gにて実測。
当日の最高気温は39.1℃、最低気温25.5℃の熱中症警戒アラートの発令された猛暑日でした。
車内の温度推移

この日は熱中症警戒アラートが発令するほどの猛暑日。
当然車の車内は日中ガンガン上昇し、ピークを迎えた後はひたすら下がり続けます。
車内の最高温度は14:38分に55.6℃をマークし、その後明け方にかけて温度は落ちていき27.3℃で検証終了。
HUGELが10℃に到達するまでの平均温度は約37.7℃という環境での計測となります。
どのメーカーも、50℃を超える温度での検証※は行っていないので…特別な環境ですが実際使う時はありえない気温ではないと思います。
※シマノは31℃、HUGEL・ダイワは40℃の恒温室内で測定。
50℃超え車内での保冷力検証結果


左がHUGEL20Lの庫内温度の推移、右がスペーザ350プレミアムのクーラーボックス内の温度です。
10℃に到達するのに要した時間はHUGELが約20時間、スペーザが約8時間という結果に…💦。
なんと、
…も、HUGELの方が保冷時間が長くなりました!!
ただし、スペーザも8時間後に10℃は超えましたが、その後も庫内温度を一定に保ちながら20時間後までしっかり保冷しています(平均10.5℃)。
メーカー検証はクーラー容量に対して20%の氷なので、倍の保冷剤で検証すると10℃以下を同程度キープ出来たかもしれません。
あいにく20%で検証する為の保冷剤が足りないので、今回はこれにて検証を終了します。
…という条件は、容量の大きなクーラーボックスには不利なような気がしてきました💦。
とりあえず最大外気温50℃超え、平均温度37.7℃の車内では、-5℃保冷剤をクーラー容量の10%入れた場合…
…という結果となりました♫
7月30日5時47分からスタート
最小温度 -0.2℃
10℃到達 20時間11分
保冷剤を2倍にすると 40時間22分
20時間17分後までの平均庫内温度は4.4℃
シマノスペーザ PREMIUM350
7月30日5時47分からスタート
最小温度 2.5℃
10℃到達 7時間56分
保冷剤を2倍にした場合 約15時間52分
20時間21分後までの平均庫内温度は10.5℃
| 保冷剤の量(%) | 外気温ave.(℃) | 外気温max.(℃) | 庫内最小温度(℃) | 保冷時間(h) | |
|---|---|---|---|---|---|
| アイリス HUGEL VITC-20 | 10.0 | 37.7 | 55.6 | -0.2 | 20.1 |
| シマノ スペーザ プレミアム350 | 10.0 | 37.7 | 55.6 | 2.5 | 7.9 |
一般的な保冷力検証で使われる
50℃超え車内検証のまとめ|HUGELは約2.5倍長く10℃以下をキープ
50℃を超える車内検証では、HUGEL VITC-20が20時間11分、シマノ スペーザプレミアム350が7時間56分で10℃を超える結果になりました。
10℃以下をキープした時間だけで見ると、HUGEL VITC-20はスペーザプレミアム350の約2.5倍長く保冷できた計算になります。
これは、かなり大きな差!
特に車内最高温度が55℃を超えるような厳しい条件で、HUGELが20時間以上10℃以下を保ったことは、保冷力の高さをかなり分かりやすく示していると思います。
ただし、この結果だけで「HUGELがすべての面でシマノより上」とは言い切れません。
HUGEL VITC-20は20L、スペーザプレミアム350は35Lで、容量も形状も違います。
また、スペーザプレミアム350は釣り用クーラーボックスとして、キャスター、ラックアップハンドル、両開きフタ、水抜き栓、魚を入れやすい横長形状など、保冷力以外の使いやすさも重視されています。
つまり、この検証で分かったのは、
| 見るポイント | 結果 |
|---|---|
| 10℃以下を長く保つ力 | HUGEL VITC-20がかなり強い |
| 釣り場での使いやすさ | シマノ スペーザプレミアム350が有利 |
| 保冷力と価格のバランス | HUGELはかなり優秀 |
| 釣り専用クーラーとしての完成度 | シマノに分がある |
保冷力だけで見るなら、旧型VITC-20の時点でHUGELはかなり強いです。
そのうえで、新型VITC-20Rは公式上の保冷力が旧型より伸びています。
同じ条件で実測したわけではないので断言はできませんが、旧型でこの結果なら、新型HUGELにもかなり期待できると思います。
…だと、容量の大きなクーラーボックスほど入れる氷の量が増えるので、同じ構造でも大型ほど保冷時間が長く表記されています。
10℃以下をキープする時間を計測する「みらどり」の保冷力検証…その逆の事が言えるのかもしれませんね。
どちらにしても、クーラーボックスの保冷力・保冷時間の目安にしていただけると幸いです♫
新型VITC-20Rならシマノとの差はさらに広がる?
旧型VITC-20でも、50℃を超える車内検証ではシマノ スペーザプレミアム350より長く10℃以下をキープしました。
では、新型VITC-20Rなら、さらに差が広がるのでしょうか。
結論から言うと、その可能性はあります。
※まだ新型VITC-20Rを同じ条件で実測していないため、断言はできませんが…
公式上では、旧型VITC-20の最大保冷日数は6.1日。
新型VITC-20Rは最大7日です。
単純計算では、約15%ほど伸びています。
この伸び率がこの記事の実測条件にも近い形で反映されるハズなので、旧型VITC-20の実測結果は次のように伸びると思います♪
| 検証条件 | 旧型VITC-20の実測 | 新型VITC-20Rの目安 | シマノ スペーザ350 |
|---|---|---|---|
| 室内 約29.5℃ | 25時間21分 | 約29時間前後 | 21時間04分 |
| 車内 最大55.6℃ | 20時間11分 | 約23時間前後 | 7時間56分 |
これは、公式の最大保冷日数の伸び率を元記事の実測に単純換算しただけの目安です。
実際には、氷と保冷剤の違い、外気温、開閉回数、保冷剤の量、温度計の位置、容量の違いで結果は変わります。
そのため、この記事では「新型なら必ずこの時間になる」とは言いません。
しかし、旧型VITC-20がすでに好結果を出していることを考えると、新型VITC-20Rはかなり期待できるモデルだと思います。
保冷力だけで見るなら、新型HUGELはかなり強い!
…と、無責任に断言させて頂きます(笑)。
検証結果【まとめ】
最後に、別の記事で検証を行ったデータも差し込んで表にまとめてみました。
スペーザは、外気温の上昇と共に保冷時間が極端に短くなっていますが、HUGELはかなり持ちこたえています!
検証した時によって、クーラーボックス内の温度計を置く位置が微妙に異なるため、公平なデータとは言えないかもしれませんが参考まで👇。
| 保冷剤の量(%) | 外気温ave.(℃) | 外気温max.(℃) | 最小温度(℃) | 保冷時間(h) | |
|---|---|---|---|---|---|
| シマノ スペーザ プレミアム350室内 | 10.0 | 29.5 | 32.6 | 1.7 | 21.1 |
| シマノ スペーザ プレミアム350曇車内 | 9.2 | 36.2 | 46.2 | -0.3 | 13.7 |
| シマノ スペーザ プレミアム350晴車内 | 10.0 | 37.7 | 55.6 | 2.5 | 7.9 |
| アイリス HUGEL VITC-20室内 | 10.0 | 29.5 | 32.6 | -0.3 | 25.3 |
| アイリス HUGEL VITC-20車内 | 10.0 | 34.9 | 46.6 | 1.6 | 20.7 |
| アイリス HUGEL VITC-20車内 | 10.0 | 37.7 | 55.6 | -0.2 | 20.1 |
アイリスオーヤマHUGEL新型は釣りに使える?
アイリスオーヤマHUGEL新型は、釣りにも使えます…というか、かなり釣り人寄りにすり寄ってきた感覚です(笑)。
特に、旧型よりも持ち運びやすくなったことで、釣りへの使いやすさはかなり改善されています。
旧型VITC-20の弱点は、保冷力は強いのに持ち運びにくいことでした。
車から少し離れた釣り場まで運ぶとき、取っ手やショルダーベルトがないのはとっても不便…。
新型VITC-20R・VITC-40Rでは、ハンドルとショルダーベルトが追加され、さらにインナートレーも付いたため、釣餌、保冷剤、食材を分けて入れやすくなっています。
これは釣りで使ううえでも、かなり大きな改善と言えるでしょう。
ただし、釣り専用クーラーボックスそのものになったわけではありません。
シマノやダイワの釣り用クーラーには、釣り場で便利な機能がしっかり入ってるので、使い分けが肝心ですね♪
| 比較項目 | HUGEL新型 | シマノ・ダイワの釣り用クーラー |
|---|---|---|
| 保冷力 | かなり強い | 上位モデルは非常に強い |
| 持ち運び | 新型で改善 | キャスターや大型ハンドルが便利 |
| 水抜き | 釣り用には劣る | 使いやすいモデルが多い |
| フタ構造 | 基本はシンプル | 両開き・取り外し式が便利 |
| 魚の入れやすさ | 内寸に注意 | 横長で魚を入れやすい |
| 洗いやすさ | シンプル | フタが外せるモデルは洗いやすい |
| 釣り専用性 | 兼用向け | 専用設計 |
日帰りの堤防釣り、車横付けの釣り、キャンプや買い物との兼用なら、HUGEL新型はかなりアリです。
反対に、船釣り、磯、長距離移動、大型魚狙い、魚を曲げずに入れたい釣りでは、シマノやダイワの釣り用クーラーボックスのほうが使いやすいと思います。
HUGEL新型は、釣りにも使いやすくなった高保冷レジャークーラー。
シマノやダイワは、釣りで使いやすい専用クーラー。
この違いは、今でも残ります。
新型HUGELで釣り用クーラーに近づいた部分
新型HUGELで一番大きいのは、持ち運び面の改善です。
旧型VITC-20は、保冷力は強いのに、取っ手やショルダーベルトがなく、釣り場で持ち運ぶには少し不便でした。
しかし、新型VITC-20R・VITC-40Rでは、ハンドル、ショルダーベルト、インナートレーが追加されています。
| 項目 | 旧型VITC-20 | 新型VITC-20R | シマノ スペーザ350 |
|---|---|---|---|
| 保冷力 | 強い | さらに強化 | 釣り用として安定 |
| ハンドル | なし | あり | あり |
| ショルダーベルト | なし | あり | モデルによる |
| インナートレー | なし | あり | なし |
| キャスター | なし | なし | あり |
| 両開きフタ | なし | なし | あり |
| 水抜き栓 | なし | 要確認 | あり |
| 魚の入れやすさ | 内寸に注意 | 内寸に注意 | 横長で入れやすい |
新型HUGELは、旧型よりも確実に釣りへ使いやすくなりました。
特に、車から釣り場まで短距離を運ぶ場面では、ハンドルとショルダーベルトの追加はかなりありがたいです。
インナートレーがあることで、食材、釣餌、保冷剤を分けて収納しやすくなったのも便利♪。
ただし、キャスター、両開きフタ、水抜き栓、横長形状という部分では、シマノ スペーザ350のような釣り用クーラーが有利です。
HUGEL新型は、釣りにも使いやすくなった高保冷レジャークーラー。
シマノやダイワは、釣りで使いやすい専用クーラー。
この違いを理解して選ぶのが大事です。
釣り用とレジャー用の違い

「保冷力」ではアイリスオーヤマ HUGELの圧勝となった今回の対決。
しかし、それ以外の機能面ではシマノ スペーザも決して負けていません。
用途に合わせた選び方を比べてみたいと思います。
いや、決してシマノ スペーザを忖度しているワケではありませんのであしからず笑♪
価格


大量生産しても市場が大きく販路のある、アイリスオーヤマのHUGELが安く出来るのは当然です…。
またHUGELは中国製で、
少々作りが雑なのはご愛嬌♪
逆に、日本製でハイクオリティなシマノ スペーザの実勢価格はHUGELの約2倍…。
価格なりの機能性があると思いますが、割高感は否めません💦。
保冷力
検証の結果から、HUGELの圧勝でしたね!
ただし、今回対決したシマノ スペーザ350プレミアムの保冷力は、同メーカーのフィクセルやアブソリュートフリーズに比べ高い方ではありません。
保冷力より、釣った魚を入れた時に全体が氷水に浸るような縦長の構造です。
シマノのI-CE値65時間はHUGELの40時間保冷より劣りますが、シマノI-CE値110時間のフィクセル ウルトラプレミアム300(30L)が負けるとは思えません。
検証結果から、
…という感じだと推測します?!
気密性
HUGELは2箇所のバックルで気密性があるように感じませんでしたが、保冷力検証から意外と高気密である事がわかりました。
一方スペーザ350のロックは上蓋に4箇所あり、1ロックで角にある2箇所を押さえるので合計6点で止めています。
シマノ 釣り用クーラーの気密性が高いのは、海水氷に魚を入れたまま運搬する事を考慮しているからです。
さらに新発売のアブソリュートフリーズの気密性は別次元ですが、コレは特別なので割愛致します笑。
両開き&取り外せるフタ

釣りに限らず、レジャーでも便利な両開き&取り外せる上蓋は釣り用クーラーボックスならでは!
方向を意識せず、どちらからでもフタを開けられるのはかなり便利♪
またクーラーボックスを洗う際、上蓋固定だとフタが閉まったり、逆に反対側に力が加わりヒンジが壊れる危険もあります。
HUGELはシンプルな構造なので、当然片開きの固定フタです。
本体強度
HUGELも天板の耐荷重は100kgありますが、全体的な剛性感はありません…。
逆に釣り場で乱雑に扱われ、釣りの最中は椅子にもなるシマノ スペーザは堅牢ボディを採用しています。
ボディがペコペコ凹む…というほどではありませんが、スペーザの剛性感は後述の重さからも分かる通りカチカチです♪
重量
真空断熱パネルクーラーボックスのデメリットに重さがありますが、同じ真空パネルを使っても構造によって重量は異なります。
重さは丈夫さ!
ハンドルや車輪を付ければ重くなる。
今回はHUGEL20Lとスペーザ35Lの比較なので重さの比較は出来ませんが、カタログスペックで見るとスペーザ35Lが7.9kg、HUGEL VITC-40が8.5kg。
1Lあたりの重量はスペーザが重くなりますね。
水抜き栓

スペーザに代表される釣り用クーラーに水抜き栓は必須。
逆に、HUGELのようなレジャー用クーラーに水抜き栓が無いモデルも見受けられます。
氷が溶けた時の水は、適宜抜いた方が保冷時間は長くなるのですが
…何故なら、水抜き栓の部分に「断熱材」を配置できないからです。
保冷力を優先すれば水抜き栓は無い方が有利。
使いやすさと保冷力、どちらを選ぶかはあなた次第です♪
フタの留め具


上蓋を止めるバックルは、片手でワンタッチで操作出来るのがスペーザ。
一般的なバックル方式(掛けてロックする2アクションが必要)がHUGELです。
海外製のクーラーボックスはHUGELと同じバックル型の留め具が多いので、使い慣れた方なら特に問題無いレベル。
逆に、釣り用クーラーに慣れている「みらどり」は、HUGELのバックルは少々古臭く感じます💦。
持ち運び

口コミでは、コレに言及している方が多くいらっしゃいます。
両手でクーラーを持って運ばなければいけない…HUGELを不便に感じるのは当然かもしれませんね。
せめて肩ベルトを通す穴でも空いていれば解決するのですが、つるっとシンプルボディなので後付けは難しいかもしれません。
※2026年3月発売の新型HUGELには肩掛けベルトが付きました!
ハンドルの有無
釣り用クーラーボックスに、ハンドルか肩ベルトが付属していないモデルはほぼありません。
クーラーボックスの持ち運びに配慮されたスペーザ。
不要なモノは一切付いていないコスパ優先のHUGEL。
コレも好みの問題ですが、HUGELを釣りで使おうとお考えの方は少し悩みどころだと思います。
※2026年3月発売の新型HUGELにはハンドルが付きました!
キャスターの有るモデル

さらにスペーザ350キャスターには、文字通りキャスターが付いています。
腰を落とさず、ハンドルが高い位置までくる「ラックアップハンドル」で重いクーラーボックスも楽々持ち運べます♪
地面が舗装されている事が条件ですが、この機動力…
…です笑。
※HUGELにキャスター付きの60Lも追加されています。20Lと40Lはキャスター無し。
製造品質
本体価格が安いのには理由があります。
日本製のシマノ クーラーボックスと、中国製のアイリスオーヤマ HUGELでは細かな品質面では違いがあっても致し方ないですよね。
口コミにも多く見受けられる、HUGEL本体の成形上のゆがみ。
中には酷い商品も混在するようですが、今回検証に使用した製品に限っては使用に問題のあるレベルではありませんでした。
検証の結果、保冷力はシマノのスペーザに勝っているので隙間が出来るほどのゆがみは無かったようです。
当たり外れは、中国製品の特徴ですね💦。
保冷力には影響なし
ただし、本体内部の底面はあきらかに平らではなく凹凸がありました。
コレを不良品と呼ぶかは個々の判断となりますが、Amazonで購入した場合は「返品に応じてくれた」ともありますので一安心。
対してシマノのクーラーボックスでは、それらの品質不良は多くありません。
…と、言ったところでしょうか?!
HUGEL新型のデメリットと注意点
HUGEL新型はかなり魅力的ですが、弱点がなくなったわけではありません。
買う前に確認しておきたいのは、外寸、重量、釣り専用機能の少なさです。
| デメリット | 内容 |
|---|---|
| 外寸が大きい | 断熱材が厚いため、容量のわりに大きく感じやすい |
| 重量がある | 真空断熱モデルなので軽量クーラーではない |
| 水抜き栓 | 釣り用クーラーほど便利ではない |
| フタ構造 | 両開き・取り外し式ではない |
| 魚の入れやすさ | 横長の釣り用クーラーが有利 |
| 価格 | 旧型より新型のほうが高くなる可能性 |
| 収納場所 | 家や車内で場所を取りやすい |
特に注意したいのは、容量だけで選ばないことです。
HUGELは断熱材が厚いため、同じ20Lや40Lでも、一般的なクーラーボックスより大きく感じることがあります。
40Lはファミリーキャンプや連泊に便利ですが、本体重量も中身を入れたときの重さもかなり大きくなります。
車移動なら問題になりにくいですが、手持ちで長距離を運ぶ釣りでは注意が必要です。
また、HUGELはあくまでレジャー向けの高保冷クーラー。
釣り専用クーラーのように、魚を入れやすい横長形状や、洗いやすい両開きフタ、使いやすい水抜き栓まで求めるなら、シマノやダイワの釣り用クーラーも比較したほうが安心です。
HUGELの口コミ

工業製品なので、商品の口コミには色々な意見が見受けられます。
良い点をまとめると、低価格で6面真空断熱パネル採用
…に、集約されると思います♪
コレは検証結果からも異論が無いですね。
悪い点
ただし、悪い点もそれなりにあるようです。
安かろう、悪かろうというワケではありませんが、細かな作りは確かに雑な部分が見受けられます。
実際に「みらどり」のもとに届いた製品と比べながら、悪い点を検証してみましょう。
本体がゆがんでいる
よぉ〜く見ると、確かにゆがんでいる所もありました。
フラット天板を手で撫でると、ゆがみというよりボコボコしているのが分かります。
スペーザがゼロ…というワケではありませんが、細部の作りが雑なのは否めません。
バックルの締まりが悪い
締めた後に少し戻る気はしますが、保冷力検証の結果から隙間は空いてないようです。
コレも個体差があるのでなんとも言えませんが、フタが平らでは無いことに起因しているように感じます。
長く使用してどうなるかは今のところ分かりませんが、不具合が出たら隠さず追記致します!
クーラー内部の底が凸凹
お世辞にも平らとは言えない凹凸があります。
注入したウレタンが底部を押しているのか定かではありませんが、スペーザにはフタも底部もこのような症状は見受けられません。
底が凸凹でも特に問題ありませんが、このあたりが安さの代償なのかもしれません。
外寸が大きい
クーラー容量20Lの割には、外寸がかなり大きく感じます。
ただし、
…に比例しますので、極端に薄いスペーザ350が負けた理由がココにあるのは否めません。
想像より大きく感じますが、その分「保冷力が高い」証拠でもあるので納得するしかありません♪
取っ手か肩掛けベルトが欲しい
釣りを趣味とする「みらどり」も、この意見には激しく賛成致します!
製造コストを下げる為、なるべくシンプルな構造にするのは理解できますが、せめて別売でも肩掛けベルトを通す穴は欲しいと思います。
キャリーカートに乗せれば持ち運びの不便さを補えますが、船釣りではそのキャリーカートを置く場所に困ります。
コレが解決すれば、釣りにも使えるコスパ最強のクーラーボックスとなるのですが…残念です💦。
※2026年3月発売の新型HUGELには、取っ手も肩掛けベルトも標準装備!
…なんてね(^_-)-☆!
氷が溶ける
クーラー容量に対して少なすぎる氷の量だと、どんな高性能クーラーボックスでも溶けるのが早くなります。
また板氷よりロックアイスの方が溶けやすいのも事実(同じ量なら表面積が多い方が溶けやすいので、小さく砕かれた氷はすぐ溶けてしまいます)。
…なので、氷や保冷剤の種類・サイズは、クーラーボックスを選ぶのと同様とても重要です。
今回の検証で、保冷力だけはズバ抜けて高いことが分かっていただけたと思うので、あとは使い方しだいですね♪
釣り用VSレジャー用クーラー比較【まとめ】
| シマノ スペーザ350ウルトラプレミアム | アイリスオーヤマ HUGEL VITC20 | |
|---|---|---|
| 価格 | ✕ 割高感あり | ○ 真空パネルで驚きの低価格 |
| 保冷力 | △ 高いがHUGELに敗北💦 | ◎ 価格以上の保冷力 |
| 気密性 | ○ 四隅に留め具あり | ○ バックルは2箇所 |
| 両開きフタ | ○ 取り外して洗える両開きフタ | ✕ 片開きで取り外し困難 |
| 本体強度 | ○ 踏んでも座ってもOK | ○ 耐荷重100kg |
| 重量 | △ 強度がある代償に若干重い | ○ 比較すると軽い |
| 水抜き栓 | ○ ワンアクション水抜き栓 | ✕ 無し |
| フタの留め具 | ○ ワンアクション2ロック | △ バックルタイプ |
| 持ち運び性 | ◎ ハンドル&キャスターあり | ✕ 本体上部を両手で持つ※1 |
| 製造品質 | ○ 日本製 全体的にクオリティが高い | △ 中国製 品質ムラあり |
※1 新型VITC-20Rモデルはハンドルと肩掛けベルト標準装備の為、ここは〇となります。
HUGEL新型とシマノを比較した最終結論
旧型VITC-20の実測結果と、新型HUGELの進化を踏まえて整理します。
| 比較項目 | HUGEL新型 | シマノ スペーザプレミアム350 |
|---|---|---|
| 保冷力 | かなり強い | 実測では旧型HUGELに敗北 |
| 保冷力の伸びしろ | 新型で公式値アップ | 既存モデルとして安定 |
| 価格 | 比較的買いやすい | 高め |
| 持ち運び | 新型で改善 | キャスター付きで強い |
| 釣りでの使いやすさ | 以前より良くなった | かなり高い |
| 水抜き・フタ構造 | 釣り用には劣る | 釣り向き |
| キャンプ・買い物 | かなり強い | ややオーバースペックな場合もある |
| 総合評価 | 保冷力重視なら有力 | 釣り専用なら安心 |
HUGEL新型は、旧型の弱点だった持ち運びが改善され、保冷力も公式上では伸びています。
旧型VITC-20の時点で、この記事の実測ではシマノ スペーザプレミアム350を上回る場面がありました。
そのため、保冷力と価格のバランスで選ぶなら、新型HUGELはかなり強い選択肢です。
一方で、シマノの釣り用クーラーボックスには、釣り専用としての完成度があります。
魚を入れやすい形状。
移動しやすいキャスター。
両開きで取り外せるフタ。
使いやすい水抜き栓。
このあたりは、HUGEL新型でもまだ超えにくい部分です。
つまり、結論はこうです。
保冷力と価格で選ぶなら、アイリスオーヤマHUGEL新型。
釣り場での使いやすさまで含めて選ぶなら、シマノやダイワの釣り用クーラー。
キャンプ、買い物、車中泊、防災、日帰りレジャー中心ならHUGEL。
釣り専用で長く使うなら釣り用クーラー。
この分け方が、一番納得して選びやすいと思います。
HUGELが向いている人・向いていない人
HUGEL新型は、保冷力と価格のバランスがかなり良いクーラーボックスです。
ただし、全員におすすめできる万能クーラーではありません。
向いている人と向いていない人を分けると、かなり選びやすくなります。
| 向いている人 | 理由 |
|---|---|
| 保冷力を重視する人 | 6面真空断熱モデルの保冷力が高い |
| キャンプや買い物で使いたい人 | 食材や飲み物の保冷に向いている |
| 車移動が中心の人 | 外寸や重量のデメリットを受けにくい |
| コスパ重視の人 | 釣り用6面真空モデルより買いやすい |
| 日帰りレジャーで使いたい人 | 20L前後が使いやすい |
| ファミリーキャンプで使いたい人 | 40L以上が選びやすい |
| 防災用にも使いたい人 | 停電時の食材保冷にも使いやすい |
| 向いていない人 | 理由 |
|---|---|
| 釣り専用の使いやすさを求める人 | 水抜き栓やフタ構造は釣り用が便利 |
| 長距離を手持ちで移動する人 | 外寸と重量が負担になりやすい |
| 大型魚を曲げずに入れたい人 | 釣り用の横長クーラーが有利 |
| とにかく軽いクーラーがほしい人 | 真空断熱モデルは軽量タイプではない |
| 洗いやすさを重視する人 | フタが外れる釣り用クーラーが便利 |
HUGEL新型は、保冷力と価格のバランスを重視する人にはかなり魅力的です。
反対に、釣り場での細かな使いやすさまで求めるなら、シマノやダイワの釣り用クーラーを選んだほうが満足度は高いと思います。
まとめ|HUGEL新型は保冷力・コスパ重視ならかなり買いよりの絶対買い(笑)!






アイリスオーヤマHUGELは、保冷力と価格のバランスが非常に高いクーラーボックスです。
この記事で実測した旧型VITC-20でも、シマノ スペーザプレミアム350を上回る保冷時間を記録しました。
室内検証では、HUGEL VITC-20が25時間21分、スペーザプレミアム350が21時間04分。
50℃超えの車内検証では、HUGEL VITC-20が20時間11分、スペーザプレミアム350が7時間56分。
少なくとも「保冷力だけ」で見るなら、旧型VITC-20の時点でかなり強い結果でした。
その後に登場した新型VITC-20R・VITC-40Rは、公式上の保冷力がさらに伸び、ハンドル、ショルダーベルト、インナートレーも追加されています。
旧型の弱点だった持ち運び面が改善されたことで、HUGELはさらに使いやすいクーラーボックスになったと言えます。
ただし、釣り用クーラーボックスとして見るなら、まだシマノやダイワのほうが便利な部分も多いのは変わりません。
水抜き栓。
両開きフタ。
取り外せるフタ。
魚を入れやすい横長形状。
キャスターや大型ハンドル。
このあたりは、釣り専用クーラーならではの強みです。
結論としては、
保冷力と価格を重視するなら、アイリスオーヤマHUGEL新型。
釣り場での使いやすさまで重視するなら、シマノやダイワの釣り用クーラー。
キャンプ、買い物、車中泊、防災、日帰りレジャー中心ならHUGEL。
釣り専用で長く使うなら釣り用クーラー。
この分け方が、一番後悔しにくいと思います。
旧型VITC-20でも十分強かったHUGEL。
新型になって、さらに現実的な選択肢になりましたね♪
| 保冷剤の量(%) | 外気温ave.(℃) | 外気温max.(℃) | 最小温度(℃) | 保冷時間(h) | |
|---|---|---|---|---|---|
| シマノ スペーザ プレミアム350室内 | 10.0 | 29.5 | 32.6 | 1.7 | 21.1 |
| シマノ スペーザ プレミアム350曇車内 | 9.2 | 36.2 | 46.2 | -0.3 | 13.7 |
| シマノ スペーザ プレミアム350晴車内 | 10.0 | 37.7 | 55.6 | 2.5 | 7.9 |
| アイリス HUGEL VITC-20室内 | 10.0 | 29.5 | 32.6 | -0.3 | 25.3 |
| アイリス HUGEL VITC-20車内 | 10.0 | 34.9 | 46.6 | 1.6 | 20.7 |
| アイリス HUGEL VITC-20車内 | 10.0 | 37.7 | 55.6 | -0.2 | 20.1 |
HUGELの実測データをMIRA値で見るとどうなる?
今回の検証では、旧型HUGEL VITC-20がかなり強い保冷力を見せました。
特に50℃を超える車内検証では、HUGEL VITC-20が20時間11分、シマノ スペーザPREMIUM350が7時間56分で10℃を超える結果になりました。
この結果だけを見ると、HUGELの保冷力はかなり優秀です。
ただ、クーラーボックス選びで難しいのは、メーカーごとに保冷力の表記が違うことです。
ダイワはKEEP値。
シマノは旧I-CE値や現行COOL値。
アイリスオーヤマHUGELは最大〇日保冷。
このままだと、メーカーをまたいで比べにくいんですよね。
そこで、別記事では今回のHUGEL実測データを基準にして、夢イマジン独自の参考指数「MIRA値」を作りました。
MIRA値は、HUGEL VITC-20の50℃超え車内実測を基準にした独自指数です。
高温車内で、-5℃系保冷剤をクーラー容量の約10%前後使用した条件では、1MIRAあたり約12.1分、10℃以下をキープする目安として見ています。
ざっくり見ると、こんな感じです。
| モデル | MIRA値 | 50℃超え車内での10℃以下キープ目安 |
|---|---|---|
| HUGEL VITC-20 | 100 | 約20時間11分 |
| HUGEL VITC-20R | 約115 | 約23時間前後 |
| HUGEL VITC-40R | 約158 | 約31時間50分前後 |
| ヴァシランドPRO 32L | 約157 | 約31時間40分前後 |
| ヴァシランドPRO 40L | 約183 | 約36時間55分前後 |
| HUGEL VITC-60 | 参考約258 | 約52時間前後 |
※MIRA値はメーカー公式の共通基準ではありません。HUGEL実測、シマノI-CE値・COOL値、ダイワKEEP値などを、夢イマジン独自の考え方で並べた参考指数です。
今回の記事ではHUGELとスペーザの実測比較を中心にしていますが、ダイワ・シマノ・HUGEL・下野ステン真空クーラーまで含めて比較したい方は、こちらの記事でまとめています。
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アイリスオーヤマHUGEL新型のよくある質問
HUGELのVITC-20とVITC-20Rは何が違いますか?
大きな違いは、保冷力の公表値と使い勝手です。
旧型VITC-20は最大6.1日、新型VITC-20Rは最大7日と案内されています。
また、新型VITC-20Rにはハンドル、ショルダーベルト、インナートレーが追加されています。
旧型で気になりやすかった持ち運び面が改善されたのは、大きな違いです。
VITC-40とVITC-40Rは何が違いますか?
旧型VITC-40は最大13.3日、新型VITC-40Rは最大14日と案内されています。
また、20Lと同じく、ハンドル、ショルダーベルト、インナートレーが追加されています。
40Lは本体重量も中身を入れたときの重さも大きくなるため、持ち運び面の改善はかなり重要です。
HUGEL新型はシマノの釣り用クーラーより保冷力が高いですか?
保冷力だけを見るなら、かなり期待できます。
この記事で実測した旧型VITC-20でも、シマノ スペーザプレミアム350より長く10℃以下をキープする結果になりました。
ただし、検証条件や容量が違うため、すべてのシマノクーラーより上という意味ではありません。
シマノでも、フィクセルやアブソリュートフリーズの上位モデルは非常に高い保冷力があります。
HUGEL新型は釣りに使えますか?
使えます。
旧型よりもハンドルやショルダーベルトが追加されたぶん、釣りにも使いやすくなりました。
ただし、釣り専用クーラーボックスではないため、水抜き栓、両開きフタ、取り外せるフタ、魚を入れやすい横長形状では、シマノやダイワの釣り用クーラーが有利です。
HUGELは20Lと40Lどっちがおすすめですか?
日帰りレジャー、買い物、少人数の釣りなら20L。
ファミリーキャンプ、連泊、食材や飲み物を多く入れるなら40Lがおすすめです。
ただし、40Lは本体も中身もかなり重くなるため、車移動前提で考えたほうがいいです。
旧型VITC-20を買うのはもう古いですか?
価格が安くなっているなら、旧型VITC-20も十分選択肢になります。
この記事の実測でも、旧型VITC-20の保冷力はかなり優秀でした。
ただし、持ち運びや使い勝手を考えるなら、新型VITC-20Rのほうが便利です。
釣りやキャンプで頻繁に持ち運ぶなら新型。
車内保管や買い物用で価格重視なら旧型。
この選び方が良いと思います。
HUGEL新型のデメリットは何ですか?
外寸の大きさ、重量、釣り専用機能の少なさです。
新型でハンドルやショルダーベルトは追加されましたが、釣り専用クーラーのような両開きフタ、水抜き栓、横長形状までは備えていません。
釣り専用として使うなら、シマノやダイワのクーラーボックスも比較したほうが安心です。