






話はちゃんと、ミラベルとアルテグラに戻ります(笑)。
「少し安い26ミラベルにするか、もう少し出して25アルテグラにするか?」
この2台で迷ったとき、価格や重さと一緒に見てほしいのが、シマノの中でどちらの系統に属するリールなのか、ということです。
アルテグラは、ステラにつながるコアソリッド系。
ミラベルは、ヴァンキッシュにつながるマグナムライト系。
ここが分かると、自分の釣りに必要な性能を考えやすくなります♪
先にお伝えすると、みらどりは25アルテグラも26ミラベルも所有していません!
この記事は2台の実釣レビューではなく、メーカーの公式仕様と、釣り歴30年の中で使ってきたリールの経験をもとにした選び方となります♪
とくに今回は、トラウトで使い分けている22ステラと26ヴァンキッシュCEの1000番で感じたことを交えてお話しします。
結論|軽量ルアーならミラベル、負荷を掛けて巻くならアルテグラ

みらどりなら、小型番手で軽量ルアーを繊細に扱いたいときは26ミラベルを選びます。
アジングやエリアトラウトなど、ルアーの小さな抵抗変化を感じながら巻いたり、必要な分だけ糸を巻き取って止めたりする釣りです。
一方、引き抵抗のあるルアーを巻き続ける釣りや、魚を掛けてからもしっかり負荷を掛けて寄せたいときは25アルテグラ。
とくにC3000以上を選ぶなら、みらどりはアルテグラを推します。
この番手で、引き抵抗のあるルアーを巻いたり、魚をしっかり寄せたりするなら、アルテグラの持ち味が生きると思っているからです。
もちろん、これはみらどりの選び方。まずは、その理由になる「系統」の話からどうぞ♪
シマノにはステラ系とヴァンキッシュ系がある
シマノの汎用スピニングリールには、コアソリッドとマグナムライトという二つの設計の方向性があります。
主なモデルを並べると、こんな関係です👇
| 系統 | 主なモデル | 重視する性格 |
|---|---|---|
| コアソリッド | ステラ、ツインパワー、ストラディック、アルテグラ | ローターの剛性と、安定した巻き |
| マグナムライト | ヴァンキッシュ、ヴァンフォード、ミラベル | 軽さと、巻き始め・止めるときの反応 |
※代表的なモデルを抜粋しています。同じ系統でも、素材や構造、搭載機能は機種によって異なります。
アルテグラは、コアソリッド系を手頃な価格で選べるモデル。
ミラベルは、マグナムライト系の軽快さを手頃に楽しめるモデル。
「ステラの廉価版」「ヴァンキッシュの廉価版」と考えるとイメージしやすいですが、同じ性能がそのまま入っている、という意味ではありません。
どちらの方向を向いて作られたリールなのか、という話。
この違いは、本体を持ったときの重さだけでなく、ハンドルを巻き始めて、止めるまでの感触にも関わります。
参考:シマノ公式・コアソリッドシリーズ/マグナムライトシリーズ
1gのルアーとクランクでは、欲しい巻きが違う
みらどりはエリアトラウトで、22ステラと26ヴァンキッシュCEを使い分けています。
ステラが活躍するのは、巻き抵抗のあるクランクを使うときや、大型トラウトを狙う釣り場。
ヴァンキッシュCEが活躍するのは、1g前後の軽量ルアーを使うときや、縦釣りです。
同じトラウトを釣っていても、リールにやってほしい仕事が結構違うんですよね。
縦釣りでは、糸フケだけ取りたいことがある
縦釣りをしていると、ルアーを大きく動かしたいわけではなく、たるんだ糸だけを回収したい場面があります。
ところが、みらどりの感覚では、ステラだと少し巻きすぎてしまうことがある。
糸フケだけ取りたいのに、ルアーまで余計に動かしてしまう感じです。
その点、ヴァンキッシュCEは、巻いて、ピタッと止めやすい。
この感触が、軽量ルアーや縦釣りでは使いやすいんです♪
マグナムライトローターは慣性が小さく、初動と停止の反応を重視した設計。みらどりが感じている「止めやすさ」は、その持ち味が分かりやすく出る場面だと思います。
もちろん、ギア比やハンドルの長さなどでも操作感は変わります。ここでは、実際に使っている2台を比べて感じる違いとして読んでくださいね。
軽い力で巻けると、ルアーの変化を拾いやすい
もう一つ、軽量ルアーで気になるのが「巻き感度」。
そもそも、ルアーを付けずに空巻きしても重いと感じるリールで、小さなルアーの抵抗変化を拾うのは、みらどりにはやりにくい。
ハンドルを回すために力を使っているところへ、ルアーのわずかな変化が重なってくるからです。
軽い力で巻けるリールなら、その変化を感じ取りやすい。
1g前後のルアーを巻いているとき、みらどりがヴァンキッシュCEを使いたくなる理由はここです。
ロッドを含めたタックルも、軽い組み合わせのほうが自分には小さな変化をつかみやすい。
巻きの軽さと合わせて、軽量ルアーを扱うときに大切にしている感覚です♪
小型のミラベルをアジングやエリアトラウトで選ぶなら、この「軽いルアーを感じながら、必要な分だけ巻く」という方向に期待したいですね。
大型トラウトが掛かると、ステラを使う理由が見えてくる
では、ヴァンキッシュCEで大型トラウトが掛かったらどうなのか。
もちろん、やりとりはできます。
ただ、強い負荷を掛けながら巻こうとしたとき、みらどりは本体がグネるような感覚を覚えることがあります。
ハンドルに入れた力が、そのまま巻き上げに伝わらず、途中で逃げているような感触です。
あくまで手元で感じる違いですが、この感触があるので、みらどりは剛性も気にしています。
ヴァンキッシュCEでは、ドラグを緩めにして魚の走りを受ければ、リールに掛かる負荷を抑えながらやりとりできます。
ただ、みらどりとしては、やりとりが長引くとバラす心配も増えるんですよね💦。
大型を想定している釣り場では、もう少し強引に寄せたい!
だからステラを選ぶ場面があるのです。
ルアーを繊細に扱うときの軽快さと、魚を掛けてから力を掛けられる安心感。
同じトラウト釣りでも、持っていくリールが変わるのはそのためです。
ステラの話になるとつい長くなるので、そのあたりは27ステラを待っている理由の記事もどうぞ(笑)。
26ミラベルと25アルテグラの仕様を比較
ここで、実際に購入を検討する2台の仕様を確認しておきましょう。
同じC2000Sで比べると、次のようになります👇
| 比較項目 | 26ミラベル C2000S | 25アルテグラ C2000S |
|---|---|---|
| ボディ素材 | CI4+ | CI4+ |
| 自重 | 175g | 180g |
| ギア比 | 5.0 | 5.1 |
| 最大巻上長/ハンドル1回転 | 66cm | 69cm |
| スプール径/ストローク | 42/12mm | 43/13.5mm |
| メーカー希望本体価格・税別 | 16,000円 | 19,500円 |
※2026年10月31日確認のメーカー公式仕様。実売価格は販売店や時期によって異なります。
この番手では、メーカー希望本体価格の差は3,500円、自重の差は5gです。
ただ、その5gだけで選ぶと、ローターの回転の性格までは分かりません。
手に持ったときの重さと、ハンドルを動かしたときの軽さは、分けて考えたいところです。
また、同じC2000Sでもギア比や巻上長が違います。
巻き感を比べるときは、ハンドル1回転でどれだけ糸を回収するかも確認しておきたいですね!
ちなみにC3000の自重は、ミラベル200g、アルテグラ220g。重さの差も番手によって変わるので、購入するサイズ同士で比べましょう。
アルテグラの価格差には何が入っている?
25アルテグラには、マイクロモジュールギアⅡ、インフィニティクロス、ロングストロークスプールなどが採用されています。
巻きの滑らかさ、ギアへの負荷の分散、キャスト時のライン放出、そうした部分に関わる装備です。
とくにインフィニティクロスは、ギアの接触面積を広げて歯面に掛かる負荷を分散する仕組み。
負荷を掛けて使い続けることを考えると、みらどりがアルテグラ側を選ぶ理由の一つになります。
一方、26ミラベルにも、インフィニティドライブ、アンチツイストフィン、ワンピースベール、Xプロテクトが追加されています。
軽量ルアーの釣りを中心に考えるなら、この装備を備えたマグナムライト系が手頃に選べるのは気になるところです♪
みらどりがミラベルのC3000以上を積極的にすすめない理由
ここは、みらどり個人のおすすめをはっきり書いておきます。
ミラベルを選ぶなら、小型番手で軽量ルアーに使いたい。
C3000以上なら、みらどりはアルテグラを選びます。
とくに、太めのラインを使い、ドラグを締めてゴリゴリ巻くことを考えているなら、アルテグラを推したいですね。
みらどりが大きめの番手に求めるのは、軽さに加えて、負荷が掛かっても巻き上げを安定させやすいこと。
その使い方では、コアソリッド系のアルテグラを選ぶほうが、自分の求める方向に合います。
剛性を気にするのは、長く気持ちよく巻きたいから
負荷を掛けたときの剛性は、その瞬間に巻けるかだけの話でもありません。
ギアを正しい位置で支え、噛み合わせを安定させることにも関わります。
みらどりが高負荷の釣りで剛性を重視するのは、長く使ったときの巻き心地も気になるからです。
ゴロつきには、ギアの摩耗やベアリングの状態など、いくつかの要因が関わります。
その中でも、負荷を掛けて巻く釣りで気にしているのが、ギアを安定して支える剛性です。
長く気持ちよく巻きたいので、高負荷で使うならアルテグラの設計や装備を取りたい。
これが、みらどりのおすすめの理由です。
アルテグラはC3000以上で真価を発揮すると思う
引き抵抗のあるルアーを投げて巻き、魚が掛かったら力を掛けて寄せる。
みらどり的には、C3000以上で想定するこうした使い方でこそ、アルテグラの持ち味が生きると思っています。
もちろん、小型番手のアルテグラにも選ぶ理由はあります。
エリアでもクランクを中心に巻きたい人や、安定した巻きの感触が好きな人には、こちらの方向が合うでしょう。
番手は、使い方を考えるための目安。
軽量ルアーをどう動かしたいか、どれくらい負荷を掛けて巻きたいかまで含めて選んでほしいですね。
どちらもCI4+ボディだから、上位機種の差がそのまま出るとは限らない
最後に、ここは付け加えておきます。
みらどりが実際に違いを感じているのは、22ステラと26ヴァンキッシュCEです。
25アルテグラと26ミラベルは、どちらもCI4+ボディ。
上位機種とは構造や装備も違うので、ステラとヴァンキッシュCEで感じているほど、違いが明確に出るかは分かりません。
同じ素材だから剛性も同じ、とも言えませんが、系統の違いだけで2台のボディ剛性や耐久性の優劣まで決めることもできません。
その点を踏まえても、アルテグラはステラ系、ミラベルはヴァンキッシュ系。
どちらの方向を向いたリールなのかを知っておくだけで、選びやすくなると思います。
まとめ|自分が気持ちよく巻けるのは、どちらの系統?
1g前後のルアーを感じながら巻きたい。
縦釣りで糸フケだけ取り、狙ったところでピタッと止めたい。
そんな釣りに、小型のミラベルを選ぶ理由があります。
引き抵抗のあるルアーを巻きたい。
魚を掛けてからも、自分からしっかり寄せたい。
とくにC3000以上でそう使うなら、みらどりはアルテグラを推します。
まずは自分の釣りに合う系統を知って、その中で予算に合うモデルを選ぶ。
店頭でハンドルを回せるなら、
…の次に、
…まで考えてみると面白いですよ♪



なにか1つでもあなたのリール選びの参考になれば幸いです♬
最後までお付き合いいただきありがとうございました!
(:D)┓ペコリンチョ