










※この記事は2021年11月に公開した偏光グラスの記事を、2026年8月に全面的に見直したものです。5年間使い続ける中で変わった考え方と、現在使用しているDANG SHADES・SMITHの実体験をもとに、選び方からおすすめ製品までほぼすべて書き直しました。
偏光グラスを買っては、
違うカラーを買ってはまた、
安価なものから高価なものまで、気がつけば20本以上の散財💦。
グレー、ブラウン、コパー、オレンジ、イエロー。
サイトマスター、TALEX系、コンベックス、SMITH……。
ずいぶん遠回りしてきた「みらどり」です泣。
だから今、これから初めて偏光グラスを買う人に、
…とは言いたくありません!
みらどりが現在おすすめする釣り用偏光グラスは、まずこの2本♪
偏光グラスを試してみたいなら、DANG SHADES FENTON ライトアンバー。
釣り用として本気で1本選ぶなら、SMITH Redding 2 CP Glass Polarized Low Light Yellow。
そして、偏光グラスを選ぶときに最初に確認してほしい数字も、基本は2つだけ。
- 偏光度99%前後
- 可視光線透過率30%前後以上
この記事では、20本以上使ってきたみらどりが、なぜこの基準にたどり着いたのか。
そして、公称スペックだけを見ると驚くほど近いDANGとSMITHを実際に使ってみて、それでもSMITHを選べないほどある偏光グラスの中から、
…として選ぶ理由までご紹介致します♪
- 1 結論|釣り用偏光グラスのおすすめはこの2本だけ!
- 2 そもそも釣りで偏光グラスを使う理由
- 3 レンズカラーが多いのは販売戦略?20本以上買って沼にはまった話
- 4 20本以上使うと、無意識に手に取るレンズが決まってきた
- 5 偏光グラス選びで最初に見る数字は2つだけ
- 6 日本人の瞳は暗い色だから明るいレンズが合う?ここは5年前から少し修正
- 7 明るいことは正義!でも偏光性能を落としてまで明るくする?
- 8 条件で探したらDANG SHADES FENTON ライトアンバーを見つけた♪
- 9 DANG FENTON ライトアンバーを実際に使ってみた
- 10 ただしDANGを「高級偏光と同等」とは言わない
- 11 本気で釣り用を1本選ぶならSMITH Redding 2 Low Light Yellow
- 12 DANGとSMITHを比較|数字だけではわからなかった違い
- 13 TACとガラス|高級偏光は何にお金を払っているのか
- 14 レンズカラーは何色がいい?10色覚えなくても大丈夫
- 15 2021年はコンベックス推しでした|5年経って結論が変わった
- 16 まず偏光グラスを試すならDANG SHADES FENTON
- 17 本気で釣り用を1本選ぶならSMITH Redding 2
- 18 よくある疑問|偏光グラス選びを最後に整理
- 19 【まとめ】偏光グラス選び、もう迷わなくていい♬
結論|釣り用偏光グラスのおすすめはこの2本だけ!

まず結論です。
| こんな人 | おすすめ |
|---|---|
| 初めて偏光グラスを試したい | DANG SHADES FENTON ライトアンバー |
| 釣り用として本気で1本選びたい | SMITH Redding 2 Low Light Yellow |
DANG FENTON ライトアンバーは、偏光度99%。
可視光線透過率はDANG公式ページの商品スペック欄で35%、同ページ内の詳細なレンズ仕様では約34%と記載されています。
一方、みらどりが購入した実物タグには「約30%」と書かれていました…。
表記に多少幅があるため、この記事では「30%台の明るい偏光レンズ」として扱います。
レンズは福井県鯖江製のTAC(トリアセテート)偏光レンズで、防曇加工や外面ハードコートも採用されています。
対するSMITH Low Light Yellowは、
偏光度99.9%・可視光線透過率33%。
こちらはChromaPopのガラス偏光レンズです(有名なタレックス・コンベックスレンズとはまったく別物の日本ではまだ希少なレンズです)。
数字だけ並べると、
DANG:偏光度99%/透過率30%台
SMITH:偏光度99.9%/透過率33%
かなり近いですね。
…そう思いますよね。
実際、DANGでも水中はちゃんと見えます。
偏光グラスとしての仕事は十分してくれました。
ただし、
…ではありませんでした。
短時間の釣りや、まず偏光グラスの効果を知りたいならDANG。
でも、本気で一日水面を見続けるための1本を本気で選ぶなら、みらどりはSMITHを手に取ります。
その違いも、この記事の後半で詳しく紹介致します♪
そもそも釣りで偏光グラスを使う理由
普通のサングラスは、基本的には目に入る光量を抑えるためのものです。
偏光グラスはそれに加えて、水面などで発生する特定方向の反射光を抑え、水中の情報を見やすくしてくれます。
釣りでは、この違いがかなり大きい!
- 水中の石
- ブレイク
- 沈んだ障害物
- 魚影
- ルアーを追ってくる魚
こうした情報が見えるだけで、釣り方そのものが変わることがあります。
特に管理釣り場や、透明度の高い浅い川で行うチャビングではわかりやすい!
晴れた日に偏光グラスを掛けていると、何匹ものカワムツがルアーの後ろを追ってくる姿まで丸見えになることがあります。
- 追ってきた!
- 見切られた…
- 横から別の魚が出てきた!
- 食った!!
そんなところまで丸見え♪
偏光グラスは、
単に眩しさを抑えるサングラスではなく、釣り場から得られる情報を増やす道具
さらに、釣りの楽しさ・ドキドキを増幅してくれる道具だと考えます。
偏光グラスについて|普通のサングラスとの違い
では、普通のサングラスと偏光グラスは何が違うのでしょうか。
偏光グラスには、特定方向に振動する光を通し、それ以外の光を抑える偏光フィルターが使われています。
言葉だけだと少しわかりにくいので、実際の偏光レンズを使って見てみます。

上の写真は、偏光レンズを2枚、同じ向きに重ねた状態です。
この状態では、2枚の偏光フィルターが光を通す方向もほぼ同じなので、向こう側を見ることができます。
では、このうち1枚だけを90度回してみます。

今度は、重なっている部分がほとんど真っ黒になりました。
1枚目の偏光フィルターを通過した光に対して、2枚目のフィルターが直交する向きになるため、通過できる光が大きく減るからです。
偏光グラスも、この光の方向を選んで通す性質を利用しています。
水面には、空や太陽の光が反射して強いギラつきが発生します。
この反射光を偏光フィルターで抑えることで、
水面のギラつきが減る
↓
水中から届く情報を確認しやすくなる
というのが、釣りで偏光グラスを使う大きな理由です。
ただ暗くするだけなら、普通のサングラスでもできます。
でも釣りで欲しいのは、
暗くすることではなく、邪魔な反射を減らして水中を見ること🎣!
だからこそ、この記事では「レンズがどれだけ暗いか」だけではなく、偏光度と可視光線透過率の両方を重視しています。
レンズカラーが多いのは販売戦略?20本以上買って沼にはまった話
2021年にこの記事を書いたとき、みらどりはこんなことを書いていました。
メーカーから、
- 「晴天用」
- 「朝夕用」
- 「コントラスト重視」
- 「海用」
- 「川用」
- 「サイトフィッシング用」
…と次々に違うレンズカラーが発売される。
そして、
…と(笑)。
5年経った今は、少しだけ言い方を変えます。
それぞれのレンズカラーには、ちゃんと意味がある。
真夏の強烈な日差しと、朝夕の薄暗い渓流で、同じ濃さのレンズが最適とは限りません。
魚影の輪郭を強く出したい人と、裸眼に近い自然な色を好む人でも、選ぶカラーは変わります。
メーカーが複数のレンズを用意すること自体は、決して無意味ではない。
ただ、
初めて偏光グラスを買う人に、その使い分けが本当に必要でしょうか?
ここは今でも疑問です。
- グレー
- ブラウン
- コパー
- オレンジ
- グリーン
- イエロー
さらにメーカーごとに微妙に違うカラーが並び、
- 「晴れならこれ」
- 「曇りならこれ」
- 「朝夕ならこれ」
そりゃ迷いますよね(笑)。
みらどりも見事に迷いました…。
…と買って、釣り場で掛けてみる。
「あれ?」
また違うものを買う。
「あれれ?!」
…そして気づけば20本以上w。
メーカーさんに釣られたのは魚ではなく、みらどりだったのかもしれません(笑)。
でも、これだけ遠回りしたからこそ気づいたことがあります…。
それは、
最初の1本を買う人が、すべてのレンズカラーを理解する必要はない!
偏光グラスの選び方はもっとシンプルでいい、と思うようになりました。
20本以上使うと、無意識に手に取るレンズが決まってきた
昔のみらどりは、
…だと思っていました。
色の変化が少なく見え方が自然。
確かに使いやすい。
ところが、何本も偏光グラスを持っているのに、実際の釣行で無意識に手が伸びていたのは違うレンズでした。
- サイトマスターのスーパーセレン
- コンベックスのサイトコパー
- TALEXのアクションコパー
どれも、比較的コントラストを強く出す方向のレンズです。
釣りでは、単に自然な色を見るだけではありません。
- 水底の石
- 魚影
- 草
- 地形
- 波
そうしたものの境界を見分けたい。
レンズを掛ければ、どんなカラーでも裸眼より光量は落ちます。
だったら、ただ暗くするのではなく、
暗くなった視界の中でも対象物の輪郭を捉えやすい方が絶対いい!
みらどりの場合、実際に30年使い続けた結果がそうでした。
だから現在も、1本を選ぶなら、
…をかなり重視しています♪
偏光グラス選びで最初に見る数字は2つだけ
そこで現在、初めて偏光グラスを選ぶ人におすすめしている見方が、
偏光度
と、
可視光線透過率
です。
細かなレンズカラーの名前を覚える前に、この2つを見ます。
偏光度|みらどりは99%前後を優先する
偏光グラスを釣りで使う最大の目的は、
水面の反射を抑えて、水中を見ること。
だから、みらどりは偏光性能をかなり重視します。
1本だけ選ぶなら、
…が目安。
もちろん、99%でなければ偏光グラスではない、という意味ではありません。
明るさを優先するため、あえて偏光性能とのバランスを変えている優れたレンズもあります。
ただ、
…という目的から考えると、まず高い偏光性能を確保したい。
ここは2021年からほとんど考えが変わっていません。
可視光線透過率|明るさも絶対に捨てたくない
もう一つが可視光線透過率。
ざっくり言えば、
…を見る数字。
数字が低いほど暗くなりやすく、高いほど明るい。
特に、
- 渓流
- チャビング
- 管理釣り場
- 木陰の多い川
- 曇天
- 朝夕
では、レンズが暗すぎると水中を見る以前に視界そのものが暗く感じます。
実は今回DANGを調べていて、
「そういえば昔DANGを持っていたような…」
と家を探したところ、
本当に出てきました(笑)。

今回購入したライトアンバーと掛け比べると、明るさはかなり違います。
なぜ昔のDANGを使わなくなったのか、正確には覚えていません。
ただ、
暗くて手が伸びなくなった可能性は高そう(笑)。
こういう経験もあり、みらどりは1本を幅広く使うなら、
…をひとつの目安にしています。
日本人の瞳は暗い色だから明るいレンズが合う?ここは5年前から少し修正
この話も、旧記事ではかなり強く書いていました。
日本人には濃い茶色の虹彩が多い。
欧米で多く見られる青などの明るい虹彩と比べると光を通しにくいため、
「日本人には暗いレンズより、できるだけ明るいレンズが合う」
という考えです。
この考え方には、まったく根拠がないわけではありません。
ただし、
…とまで言い切るのは単純化しすぎでした。
光に対する感じ方には大きな個人差があります。
なので2026年版では、こう修正します。
- その人が眩しさをどう感じるか
- どんな天候で使うか
- どんな釣りをするか
そこを優先した方がいいと思います。
ただし、これは研究とは別のみらどり自身の実体験として、
釣りで使うなら暗すぎるレンズより、明るいレンズの方が出番が多い。
…という考えは今でも変わっておりません♬
明るいことは正義!でも偏光性能を落としてまで明るくする?
明るいレンズは好きです。
ここはもう、
…と言ってしまいたい(笑)。
でも、みらどりにはもう一つ譲れない条件があります。
偏光グラスなのだから、水面反射もしっかり抑えてほしい。
例えば、TALEXの明るいレンズとしてビスタイエローがあります。
メーカー公表値は、
雑光カット率95%・可視光線透過率35%。
さらにローライト向けのイーズグリーンは、
雑光カット率90%・可視光線透過率40%。
どちらも、用途を明確にした優秀な偏光レンズです。
でも、みらどりが釣り用を1本だけ選ぶとしたら、
明るいことは正義…でも偏光性能を落としてまで明るくしたら、俺が偏光グラスに求めているものとは少し違う(笑)。
となります。
だから探すのは、
高い偏光性能を維持しながら、できるだけ明るいレンズ。
TALEXならアクションコパーが雑光カット率99%・可視光線透過率30%。
サイトマスターのスーパーライトブラウンは、可視光線透過率34%・偏光度95%以上。
そして今回、現在買える商品を改めて探していて見つけた数字が、
偏光度99%で可視光線透過率30%台
…でした。
条件で探したらDANG SHADES FENTON ライトアンバーを見つけた♪

DANG SHADES FENTON ライトアンバーです。
レンズは福井県鯖江市で生産された日本製プレミアムレンズ。
- 偏光度99%
- TAC(トリアセテート)素材
- 半永久防曇加工
- 外面ハードコート
FENTONのフレーム重量は約16gです。
ここまで見て、
…となりました♪
高価な偏光グラスだけを見てきたみらどりが基準にしていた、
偏光度99%前後+透過率30%前後以上
を、かなり手を出しやすい価格帯で満たしています(←この数字でこの価格はありえへんw)。
安いから選んだのではありません。
数字で絞ったら、安いDANGが残った。
ここは順番が逆です。
ということで、
ライトアンバーはFENTONとLOCOの2フレームから選べる
今回みらどりが購入したのはFENTONですが、同じ日本製プレミアムレンズのライトアンバーはLOCOにも搭載されています。
つまり、レンズ性能を変えずに、好みや顔型に合わせてフレームを選べます。
みらどりは普段使いもしやすいデザインが好みだったためFENTONを選びましたが、フレームの掛け心地は人によって変わります。
ライトアンバーが気になった人は、FENTONとLOCOを実際に掛け比べて、しっくりくる方を選べばOKです。
なお、この記事では実際に購入して使用したFENTON ライトアンバーを基準にレビューしています。
ちなみに今回、家から発掘された可視光線透過率15%の旧DANGはLOCOでした。
どうやら知らないうちに、みらどりは両方のフレームを使っていたようです(笑)。
DANG公式と購入品タグで透過率表記が違った

ここは実物を買ったから気づいたところ。
DANG公式の商品ページでは、同じ商品について商品スペック欄に35%、詳細なレンズ仕様欄には約34%と記載されています。
一方、みらどりが購入した実物タグは、
約30%…
多少表記に幅があります(約なので、34%も35%も約30%に間違いないw)。
だからこの記事では、無理に35%と言い切らず、
「30%台」
として扱います💦。
事実、SMITH Redding 2 Low Light Yellowの33%と比べると…少し暗く感じます。
また、DANG公式が「MADE IN JAPAN」としているのは福井県鯖江製のプレミアムレンズ単体の事。
購入品の品質表示には完成品として台湾製の記載があります。
そのため本記事でも、
日本製サングラス
ではなく、
日本製・鯖江製偏光レンズを採用したサングラス
と表現しています。
スペック表を転載するだけなら、ここまでは気づかなかったと思います(ヨシッ!)。
DANG FENTON ライトアンバーを実際に使ってみた
まず結論。
当たり前のような感想ですが、ここは重要♪
水面の反射を抑え、水中の魚を見るという偏光グラス本来の役割は、DANGでも十分体感できました。

- 浅い水
- 水底
- 魚
偏光グラスを初めて使う人なら、
…と感じられると思います♪
特にチャビングのような水のきれいな浅瀬では、何匹もの魚がルアーを追ってくるところを見る楽しさがあります。
まず偏光グラスの世界を知る。
そういう目的なら、かなり魅力的な1本です。
FENTONは軽く、デザインもいかにも「釣具」という感じではないので、普段使いしやすいところもとても気に入ってます♬
ただしDANGを「高級偏光と同等」とは言わない
- 偏光度99%
- 透過率30%台
数字は申し分ありません。
でも、
数字が近い=レンズの品質まで同じ
ではありません。
DANGのプレミアムレンズにはTAC(トリアセテート)が採用されています。
TACは薄く軽量に作りやすい一方、樹脂系レンズはガラスと比べて製造工程や加工状態による歪みの影響を受けやすい場合があります。
ただし、
だからDANGのレンズが歪んでいる
という意味でもありません。
個々の製品を実測したわけではないので、そこは分けて考えます。
重要なのは、
偏光度と可視光線透過率の2つだけでは、偏光グラスのすべてを評価できない
ということです。
そこで比較相手になるのが、みらどりが以前から本当に気に入って愛用している1本。
本気で釣り用を1本選ぶならSMITH Redding 2 Low Light Yellow

DANGを見つける前から、
…と思っていました♬。
なぜなら、日本で出回っているタレックスやコンベックスレンズとは異なり、驚くほどの透明感と 既存のコントラストレンズに比べ、自然の色をそのままに再現するオンリーワンの独自技術を持っているから!
今はどこに釣りに行くにも、この偏光は必ず持参します(ドピーカンのときは他のレンズを使いますが、持ってないと不安になるレベルです)!
それくらい気に入っているのが、
SMITH Redding 2 CP Glass Polarized Low Light Yellow。
こちらは、
- 偏光度99.9%
- 可視光線透過率33%
ChromaPopのガラス偏光レンズ。
SMITHはガラス偏光レンズについて、
- 高精度なテーパーレンズ
- 1/2000mm単位での精度管理
- 反射防止コーティング
- 高い耐傷性能
- 偏光度99.9%
などを特徴として掲げています。
そしてRedding 2自体が、フィッシング用途に日本向けに開発された8ベースのフレーム。
数字だけを見るとDANGとかなり近い。
でも、釣り場で長時間使うための道具として考えると、ここから差が出てきます♪
※Redding 2は複数のレンズがあります。本記事でおすすめしているのは「CP Glass Polarized Low Light Yellow」です。購入時はレンズカラーをご確認ください。
SMITHを掛けると水面はここまで変わる

実際に裸眼とSMITH Redding 2 Low Light Yellow越しで水面を見比べてみました。
裸眼では窓や周囲の景色が水面に強く映り込み、水中の魚がかなり見えにくくなっています。
一方、SMITH越しでは水面反射が大きく抑えられ、魚や水底の様子を確認しやすくなりました。
偏光度99.9%という数字ももちろんですが、実際に釣りで大切なのは、水面の向こう側にある情報をどれだけ自然に拾えるかだと思っています。
DANGでも水中を見ることはできます。
ただ、SMITHはガラスレンズの透明感や自然な見え方も含めて、長時間水面を見続けるときの安心感があります。
だから、みらどりが「本気で釣り用を1本」と聞かれたら、迷わずこちらを選びます♬
DANGとSMITHを比較|数字だけではわからなかった違い
まず公称スペックを整理します。
| 項目 | DANG FENTON ライトアンバー | SMITH Redding 2 Low Light Yellow |
| 偏光度 | 99% | 99.9% |
| 可視光線透過率 | 公式30%台/購入品タグ約30% | 33% |
| レンズ素材 | TAC(トリアセテート) | ガラス |
| フレーム | 比較的フラット | 8ベース |
| 重さの方向性 | 軽量 | 光学性能重視(ちょいおも) |
| みらどりの位置づけ | まず試す1本 | 本気の1本 |
数字だけなら、
…と思ってしまいますよね。
実際、魚を見るだけならDANGでもしっかり見えました。
でも、掛け比べてみると違いがあります。
DANGでも水中の魚はしっかり見える
まず一番大切なところ。
DANGだから魚が見えない、ということはありません。
水面反射を抑え、水中の魚や底の様子を確認できます。
偏光グラスを初めて使うための1本としてDANGをすすめる一番の理由です。
安い偏光だから妥協するのではなく、
…として高く評価しています!
同じ景色を見るとSMITHの自然さがわかりやすい
DANGライトアンバーは、アンバー系らしい色味がはっきり出ます。
眩しさは抑えられ、対象物の輪郭もわかりやすい。
一方、SMITH Low Light Yellowは、みらどりの目では色の変化が比較的自然で、明るく感じます。
ここは少し面白いところ。
数字上の透過率はSMITHが33%。
DANGは公式上30%台。
大差ではありません。
それでも、実際に掛けたときの「明るさの感じ方」は数字だけでは説明しきれません。
- 色味
- コントラスト
- 透明感
- 反射
いろいろな要素が重なって見え方になります。
だから、
可視光線透過率が1%高い=必ず明るく感じる
とは考えない方がよさそうです。
DANGとSMITHで一番わかりやすいのはフレームの回り込み

これは写真を見るだけでもかなり違います。
DANG FENTONは比較的フラット。
ファッションとしても掛けやすく、普段使いとの相性がいい形です。
対してSMITH Redding 2は8ベース。
顔を包み込むように大きく回り込んでいます。
釣りで重要なのは、正面から入る光だけではありません。
- 横
- 斜め後ろ
- 顔とフレームの隙間
そこから入った光がレンズ内面へ映り込むことがあります。
ここは、
偏光度99%
という数字では表せません。
実際に掛け比べると、SMITHの深く回り込むフレームは、釣り場で水面を長時間見るための道具として理にかなっていると感じます。
ただ、フラットフレームでもよく見たい時だけ両手でフレーム横の隙間を覆えばかなり鮮明に見えるようになります。
また、フードを深くかぶるだけでも横からの光はさえぎる事はできるので工夫次第で差はなくなる事を付け加えておきます。
レンズの「R」だけでなくフレーム全体で見る
ここは少し補足。
横からの光を防ぐ効果は、レンズカーブだけで決まりません。
- レンズと目の距離
- フレーム形状
- テンプル
- 顔の形
- フィッティング
これらも大きく影響します。
だから、
8カーブだから絶対に映り込みがない
とも言えません。
ただ、今回のDANGとSMITHを上から並べると、
釣り専用として光を入りにくくしようとするSMITHの設計
はかなりわかりやすいと思います!
TACとガラス|高級偏光は何にお金を払っているのか
ここまで読むと、
…と思うかもしれません。
これが今回、一番伝えたいところ。
高級偏光の価値は、
偏光度99%を99.9%にすることだけではない
SMITHのガラス偏光では、高い透明感を狙ったテーパーレンズ技術、レンズ精度の管理、反射防止コーティング、高い耐傷性能などが採用されています。
ガラスレンズには重量という弱点があるのは事実です。
一方で、光学精度や傷への強さを重視する偏光グラスでは今でも大きな魅力があります。
だから、みらどりの選び方はこうなりました。
- 短時間使う
- まず偏光グラスがどんなものか体験する
そこまでならDANG。
でも、
- 朝から夕方まで水面を見る
- 魚影や地形変化を真剣に見続ける
- 少しでも余計な反射や違和感を減らしたい
そんな本気の釣りならSMITH。
DANGを低く評価しているわけではありません。
むしろ、
ここまで手頃な価格で、この偏光性能が手に入ることに驚いた!
だから最初の1本としておすすめしています。
ただし、
真剣に釣りをするための1本を選ぶなら、数字の先まで見る。
その結果がSMITHとなります♬
レンズカラーは何色がいい?10色覚えなくても大丈夫
昔の記事では、30種類近いレンズカラーを一覧にしていました。
今見ると、
…と昔の自分に突っ込みを入れたくなります(笑)。
なので今回はやめます💦。
ざっくりなら、これくらいで十分。
| レンズの方向性 | 特徴 |
| グレー系 | 色の変化が少なく自然 |
| ブラウン・コパー・アンバー系 | コントラストを出しやすい |
| イエロー・グリーン系 | ローライトで明るさを確保しやすい |
みらどりは20本以上使った結果、
自然な色だけを追うより、明るさとコントラストを重視する
ようになりました。
だから今回、
DANG ライトアンバー
と、
SMITH Low Light Yellow
に行き着いています。
先にカラー名を決めたわけではありません。
- 高い偏光性能
- 十分な明るさ
そこから絞った結果、この2本にたどり着いた事をここにご報告いたします!
2021年はコンベックス推しでした|5年経って結論が変わった
この記事の旧版では、
コンベックス アクティブオレンジ
をかなり強くおすすめしていました。
偏光度99%。
当時のみらどりが重視していた明るさとコントラストのバランス。
そして、実際にたくさん持っている偏光グラスの中から使用頻度が高かった。
2021年当時の結論として、嘘はありません。
でも、それから5年経ちました(釣り歴25年から30年にw)。
新しい偏光グラスも何本か買い足しました。
ガラス偏光の良さも改めて感じました。
昔持っていたDANGまで家から発掘されました(笑)。
そして今回、現在販売されている商品を改めて調べ直し、実際にDANGライトアンバーも購入し実釣済です。
だから、
昔の結論を守るために、今もコンベックスを1位にする必要はない
と思っています。
道具は変わり、商品も変わり、使う側の経験も増えてゆく…。
だったら記事の結論も、その時点で本当に良いと思うものへ更新すればいい。
今のみらどりの答えは、
この2本だと断言いたします!
…あ、個人の感想という事で(笑)。
まず偏光グラスを試すならDANG SHADES FENTON
DANG FENTON ライトアンバーをおすすめしたいのは、こんな人です。
- 初めて偏光グラスを使う
- 最初から高価な偏光グラスを買うのは迷う
- 短時間の釣行が中心
- チャビングや渓流、管理釣り場などで水中を見たい
- 普段使いもしたい
- 軽いものが好き
一番大事なのは、
水中を見るという偏光グラス本来の性能をちゃんと体験できること!
DANGでも魚は見えました。
まず、
- 「水面のギラつきが消える」
- 「石が見える」
- 「魚が見える」
- 「ルアーを追ってくる魚が見える」
その面白さを知るなら、みらどりはDANG FENTON ライトアンバーから始めます。
本気で釣り用を1本選ぶならSMITH Redding 2
一方、
- 一日中偏光グラスを掛ける
- 水面を長時間見続ける
- サイトフィッシングを真剣にする
- 横から入る光や映り込みもできるだけ減らしたい
- 光学性能を重視したい
- 安価なものを何本も買わず、本気の1本を選びたい
そんな人には、
SMITH Redding 2 CP Glass Polarized Low Light Yellow。
こちらをすすめます。
数字だけならDANGに近い。
でも、
みらどりがSMITHを選ぶ理由は、0.9%の偏光度の差ではありません。
- ガラスレンズ
- 透明感
- 光学精度
- 反射防止
- 耐傷性
- 8ベースのフレーム
- 横から入る光への強さ
- そして実際に掛けたときの自然な視界
もともと単独記事を書こうと思っていたくらい、お気に入りの偏光グラス♬
もし、
…と聞かれたら、
今のみらどりは迷わずSMITHを選びます!
※Redding 2は複数のレンズがあります。本記事でおすすめしているのは「CP Glass Polarized Low Light Yellow」です。購入時はレンズカラーをご確認ください。
よくある疑問|偏光グラス選びを最後に整理
安い偏光グラスでも魚は見える?
見えます♬
今回使用したDANGでも、水面反射を抑えて水中の魚を確認できました。
価格だけで「見える・見えない」は決まりません。
ただし、ミラーやレンズ越しに指が見えないくらい暗いレンズは光量が少ないときは「暗くて見え難い」事もあります。
まず偏光性能と可視光線透過率を確認することをおすすめします。
偏光度は99%じゃないとダメ?
99%でなければダメ、という事は決してありません。
用途に合わせて偏光性能とのバランスを取り、偏光度を落としてまで明るさを優先したレンズもあります。
ただし、みらどりが釣り用を1本だけ選ぶなら、水面反射を抑えることを優先して偏光度99%をひとつの基準にします。
だって「偏光」グラスだから、偏光度を落とすのは本末転倒だと思うからw。
可視光線透過率は何%がおすすめ?
幅広い状況で1本を使うなら、みらどりは30%前後以上をひとつの目安にしています。
ただし、快晴の海や強烈な照り返しがある場所では、もっと濃いレンズを使う事もあります。
最終的には釣り場と本人の光への感じ方で変わりますが、普段裸眼で眩しいと感じない方は、なるべく明るいレンズを選ぶ方が失敗しにくいと思います。
※裸眼でも薄暗い(見ずらい)状態で目を酷使すると、疲れるのと同義です。
日本人には明るい偏光レンズがいい?
「日本人だから」と一括りにはしません(昔はしてました💦)。
瞳の色だけで眩しさの感じ方を決めることはできず、大きな個人差があります。
みらどり自身は、30年間さまざまな釣りで使った結果、暗すぎないレンズの方が使用頻度が高いのは紛れもない事実ですけど。
ミラータイプは釣りに向かない?
昔の記事では、
「ミラーは一番必要ない!」
くらい強く書いていました(笑)。
今はそこまで言い切りません。
ミラーコーティングにも、強い日差しを抑える意味があります。
ただし、明るさを重視するなら、最終的な可視光線透過率を確認して選ぶことをおすすめします。
高い偏光グラスと安い偏光グラスは何が違う?
偏光度と透過率だけなら、手頃な製品でも高級品に近い数字を持つものが出てきましたね。
今回のDANGがまさにそうでした♬
でも高級モデルには、
- レンズ素材
- 光学精度
- 歪みへの対策
- 反射防止
- コーティング
- 傷への強さ
- フレーム形状
- 遮光性
など、2つの数字では表せない違いがあります。
短時間では気にならない差が、長時間水面を見続けると意味を持ってくる。
それが、DANGとSMITHを掛け比べて感じた大きな違いです。
【まとめ】偏光グラス選び、もう迷わなくていい♬

偏光グラスを20本以上買ってきました。
- グレーを試しました
- ブラウンを試しました
- コパーを試しました
- オレンジも試しました
- 明るさ重視も試しました
- 高価なガラス偏光も使いました
そして、5年前の記事では別の商品を一番にすすめていました(笑)。
でも今なら、偏光グラス選びをもっとシンプルに考えます。
まず見るのは、
そして、
この2つです。
最初からレンズカラーを10種類覚える必要はありません。
おすすめ20選を上から下まで見比べる必要もありません。
そのうえで、
まず偏光グラスの良さを体験したいなら、DANG SHADES FENTON ライトアンバー。
水面反射を抑え、水中を見るという偏光グラス本来の仕事をちゃんとしてくれます。
そして、
真剣に釣りをするための1本を選ぶなら、SMITH Redding 2 Low Light Yellow。
数字が近くても、偏光グラスは数字だけでは完成しません。
- ガラスレンズの光学性能
- 透明感
- 反射への対策
- レンズとフレームのカーブ
- 横から入る光
- 長時間水面を見ることまで考えた設計
そこまで求めるなら、みらどりはSMITHを選びます。
だから答えは、これだけです。
まず試すならDANG。
本気ならSMITH。
もし今、
- 「偏光度は?」
- 「何色がいい?」
- 「TALEX?」
- 「サイトマスター?」
- 「安いのじゃダメ?」
と検索画面を行ったり来たりしているなら、いったんそこで止めて大丈夫♬
釣り歴30年、20本以上偏光グラスを買って偏光沼を一周してきたみらどりが、代わりに迷っておきました(笑)。
※Redding 2は複数のレンズがあります。本記事でおすすめしているのは「CP Glass Polarized Low Light Yellow」です。購入時はレンズカラーをご確認ください。

つまり、初めてならDANG?最初から本気の1本が欲しいならSMITH?って事ね。釣り歴30年でようやくたどり着いた結論ね…おっそっ(笑)



偏光グラス選びに正解がひとつしかないとは思いません。
釣り場も違えば、眩しさの感じ方も、好きな色も違います。
でも、最初からすべてを理解して選ぶ必要もありません。
試すならDANG。
本気ならSMITH。
この記事にたどり着いた人が、偏光グラスを探して何十ページも行ったり来たりせず、自分に必要な1本を選べたなら、20本以上買ってきた遠回りも無駄ではなかったと思います♬
最後までお付き合い頂き誠にありがとうございます!
(:D)┓ペコリンチョ